LONDON 2006 SUMMER

ここからは、わたり廊下を渡った先にある、ハンガー型展示施設に。
ここも大きく2つの建物に分かれてるんですが、その展示基準は適当というか、よくわからず。
なんで、見た順に一気に並べてゆきましょう。



ヴィッカース ウェリントン X。
Xはエックスではなくローマ数字の「10」。
外から見たのではわかりませんが、本機は大圏構造とよばれる竹カゴのような
独特なフレームの造りをしています。
地味な印象の機体ですが、戦後まで現役だったり、
11,461機という製造数、実はスピット、ハリケーンに次いでイギリス機第3位、
爆撃機としては第1位なのでした。



もはやおなじみボーイングB17G。
エンジンナセル前部や機体下面にもやたら派手な赤ペイント。
多分、なにか有名な機体だと思うのですが、仔細は不明。
ただこの機体、本来は海軍型のPB-1W 。ちょっと珍しいかも。
これも1945年製造で、1956年まで現役、
その後はアメリカで森林火災の消火機として使われた機体のようです。

この展示、左側に基地のセットみたいのがあり、
機体の下には搭乗員の乗ったジープがあったりと妙に凝ってます。



そのB17横の管制塔ジオラマは2階まで登れます。
そこから見たこの爆撃機パラダイス一番奥方面はこんな感じ。
でかい尾翼と翼が見えてるのがヴァルカン。詰め込んでるよなー。
なぜか自動車も見えてます。



昨日生まれて初めて見て感動したばかりなのに、またあっさりまた見れた(笑)
コンソリデーテッド B24 L-20-FO リベレータ。
この機体、1968年12月31日(こんな日に…)まで現役だった、インド空軍所属のB-24の中の1機。
無論、最後の現役機でした。
これ、1945年の3月にイギリスにレンドリースされた機体なんですが、
イギリスは遠慮もなしにこれをインドに回します。
戦後、返す手間を考えるなら廃棄にして、となったようですが、
その後、独立したインド空軍が頂戴したもののようです。



例のVボンバーズの一員、イギリスのジェット爆撃機 アブロ ヴァルカンB2。
上から見ると折り紙を三角に折ってそこに機首をくっつけたような機体。
これも、もともと核爆弾搭載の爆撃機でしたが、ミサイル時代の到来にともない、通常爆撃機に転向。
その長大な航続距離を買われて、フォークランド紛争の時にも投入されました。



このヴァルカン、爆弾庫の扉が開いており、なんかあるのかな、と見にいってみると
なんと中にモニタがあり、ヴァルカン秘密戦隊テイクオフ!なビデオを延々と流してます。
核攻撃機が連続して離陸、ってのは同時に多目標をたたくのか、
それとも何機かやられることを想定してるのか、どっちにしろゾっとしませんな。
で、写真に写ってる悲しい目をした中年イギリス人、後ろにあるイスに座っている
孫と遊びに来てたインド系のおばあさん(孫は全力でランニング中)、私、
の3人で、幻想的とも言える環境下でこういう映像を見ているというのは、
なんともシュールな体験でしたよ(笑)。


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