LONDON 2006 SUMMER


 

お次は展示ハンガーとしては最後の5番ハンガー。
ここはジェット戦闘機も含む大型機のレストア施設らしい。




気分はジオンの秘密工場だ(笑)!
ハンドレイ ページ へースティングス。 聞いたこともない機体(涙)。
1950年代に4発エンジン長距離輸送機として軍と民間で使用されたらしい。
ベルリン空輸にも参加してたらしいが…知らんなあ(笑)。




おおっと、こんなところで出会うとは。
FMA IA58 プカラ。アルゼンチンが国内ゲリラ対策用に自主開発した軽攻撃機。
そんな機体がなぜここにあるのか、といえばフォークランド戦争で鹵獲されたから〜。
とりあえず一番コンディションのよかったのを戦後持ち帰ったらしい。
アルゼンチン、この機体を25機もフォークランドに送り込み、
来いやジョンブルども!と待ち構えたが、ヘリを一機撃墜した以外、ロクに活躍せずに全滅した。
総生産機数は100機ぐらいと言うから、実に1/4がわずか2ヶ月の戦闘で失われたことになる。
まさにプカラ墓場と言えるだろう。

余談だが、現地アルゼンチン軍の降伏が1982年6月14日。
前日の13日にスペイン ワールドカップが始まっており、みんなサッカー見たかったんじゃないかと(笑)。
(アルゼンチンは前回優勝国だった)
この大会、アルゼンチン、イングランド共に第2ラウンドで敗退、ベスト4に残れなかったし、
1次、2次ともグループが違ったので直接対決は行われず(現在の決勝トーナメントとは方式が異なる)。
偶然のクジ運か、なんらかの政治的配慮があったのかはわからない。
もし対決してたら、まあ、えらいことになったろう。
邪推すればアルゼンチンはブラジル(黄金のカルテット!)、イタリア(ロッシ!)と同じグループ、
イングランドは西ドイツ、スペインと同じグループと、
よほどのことがなければ両者とも勝ちあがれないようになっており(笑)、
万が一第2ラウンドを突破しても決勝まで直接対決はなかった。
…できすぎなような気がしません?




リパブリックのF105Dサンダーチーフ!
こんなとこで出会うとは、その2。
どこにあるんだかわからん控えめなエアインテイクが魅力の機体だが、
長距離戦略機、という不可思議なジャンルの戦闘機(Fナンバー)で、
核兵器、あるいは通常兵器を抱えたまま、敵地に突っ込むことができる戦闘爆撃機。
ベトナムに投入されたが、爆弾付きでは重過ぎて格好の餌食となり、
実に383機を喪失、これは総生産数833の半分近い数で、凄惨、と言うほか無い。
まだまだレストアは始まったばかり、という感じですね。

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