■レーガン空港はいろいろあった



さて、チェックインも終わりましたし、ちょっと歩き回ってみましょう。

まずは、ここにもあったスミソニアン ストア。

前回の帰国時に利用したダレス空港でも見ましたし、
ユニオン駅にもあるのは今回確認してますから、
ワシントンD.C.地区からこの店に近づかずに脱出するのは不可能のようです(笑)。

日本で言ったら国立博物館のお土産屋さんが羽田や成田、
東京駅にあるようなものでしょうか。

まだ開店前ですが、ショーウィンドーが見れたので、そこを紹介しておきます。



そこで見かけた日本 その1。

左手は折り紙とその解説本ですが、
表紙にある天守閣にエッフェル塔、そしてエンパイア・ステートビル、
ホントに折り紙ですか、それ(笑)?

後は寿司と禅の小型本とかも見えてます。
禅はインド人のダルマが6世紀に中国に持ち込んで、
あの少林寺から世界に広がった宗派ですが、
戦後、日本からアメリカに紹介されたため、日本文化と捉えられてます。
英語圏における発音もゼン、で日本語式ですし。

ついでに、6世紀に中国で生まれた宗教ですから、
禅宗は本来、仏教ではありません(笑)。
まあ、宗教なんて気の持ちようですから、どうでもいいとこですが。
それを言ったら真言宗などの密教もそうですしね。

余談ですが、共産化した後の中国では宗教は当然敵であり、
道教はもちろん、仏教まで徹底的に破壊されて、
中国のあらゆる宗教文化には、戦後の毛沢東時代に
10〜20年の断絶があります。

現在見られる中国仏教や道教は、1980年代後半ごろから、
海外から情報を求めて手探りで復活させたもので、
このため、どこか怪しい部分があるのです(笑)。
ウソだと思うなら、上海や蘇州のお寺に行って見るとよくわかります。
あれはもはや宗教施設ではない、というものばかりです。

今では中国の宝と言われてる少林寺の拳法なども例外ではなく、
禅宗の寺だった少林寺は紅衛兵にかなり荒らされて、
文化大革命中には、ずいぶんと荒廃していたと言われます。

これを復活させるにあたり、
道教と拳法に関しては、関係者が台湾と香港に逃れていたので、
これに協力を仰いだという話を聞いたことがあります。

が、そもそも中国では少数派だった仏教はその地域にも生き残っておらず、
その復活には日本の寺院が結構協力してるんですが、
現在の中国では、それは無かった事にされてるようです(笑)。



そこで見かけた日本 その2.
やはりキティちゃんは偉大なり。
例え日本が滅んでも、彼女は生き残るんじゃないでしょうか。



そこで売ってた巨大水晶。
ただし、えらく安いので、ただのガラス玉の可能性もあり。
シロウトにガラスと水晶の見分けはかなり難しいですから、
まあ、これも気の持ちようでしょう。



こちらはちょっと欲しかった合衆国国会議事堂の模型。
ペーパークラフトでしょうか。


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