■その他もろもろ



お次はアメリカのロケットのパパン、ゴダードさんのロケットたち。

まずは右側のが1939〜41年ごろ彼がテストしていたPシリーズと呼ばれるロケット。
失敗続きでほとんど飛ばなかった、とされてるようですが…。
その左側にある、テントの骨組みに似た構造物の下にあるのが、
1926年に彼が造った初期のロケット。
おそらく世界初の液体燃料(液体酸素+ガソリン)によるロケットらしいです。
ただし、こちらはレプリカ。

ちなみに、ゴダートも一種の変人でして、あのリンドバーグと仲がよかった人です。
エジソンとフォードのように、変人同士は波長が合うんでしょうか。



でもって、なぜかこの一等地に展示されてる
アメリカ&ソ連の弾道ミサイルのコンビ。
どうも1987年に締結された中距離核戦力全廃条約(INF)が
冷戦終了への偉大な一歩だった、と言うことで、
それを記念し、両国の削減対象ミサイルをここに展示してるらしいです。

奥がソ連のSS20、手前のちょっと小さめのがアメリカのパーシングII。
両者とも中距離弾道核ミサイルですね。
ちなみにこのSS-20は訓練用の模擬ミサイルとの事ですが、
そんなのあるんだ、と初めて知りました。
ちなみに、これ出所の説明はなし。
つーか、中距離弾道ミサイルにしてはデカすぎだよなあ、これ…。

といった感じで、中央ホールの見学は終了となります。



そこから最後の東端にあるホールに向かう途中、
当記事ではもはやおなじみのミュージアムストアがあります。
でもって、その前にはなぜかドイツのツェッペリンらしき
飛行船の模型がぶら下げ展示中。
解説が見つからなかったので、これが何なのか、詳細不明ですが。



そのミュージアムストアの前にあったタイプライターのような機械。
ドッグタグ、よく兵士が首からぶら下げている、
名前やら所属が記入されている鑑札を造るための機械だそうな。
朝鮮戦争時代のもの、ということでここでタイプすると、
その文字がタグに刻まれて出てくるらしいです。



その横には、ドッグタグと大きく書かれたお店があり、
ここで自分用のドッグタグを作ってもらえます。
値段も見てきたんだけど、もはや思い出せず…。
ちなみに結構な人気で、お客さん行列状態のことも。


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