■衝撃の事実



なんと今居る一階の地図、西側が塗り潰されてしまっていて、
2015年開館予定の文字がありにけり。

…マジですか(涙)。
どうやらアメリカ史博物館、またも展示変更の全面改修に入っており、
西館全部、すなわち全体の半分が現在閉鎖されてしまってるのです。
2013年の逆襲、これにて失敗が決定…。
トホホホ…

2006年から2008年にかけて展示変更やったばかりでしょうが、
なんなのよ、あんたたち、と思うもどうしようもなし。

ついでに館内案内だと、まだ営業してるはずの地下の食堂、
どういうわけか、この日は閉まっており、
これにて食事の道も断たれる事に。
まあ、後でどこかで食べればいいや、と思ったのですが、
これもまた、予想外の事態に翻弄される事になります…。

この段階で大幅にテンションが落ちてしまい(涙)、
ここは、これまでに見てきた各博物館&美術館に比べると、
やや大雑把に見ただけで見学終了となってしまいます。
その点はご容赦くださいませ。

とはいえ、相手はスミソニアン、それでも凄まじい情報量なんですけどね。



気を取り直して、この入り口ホールの展示を見て行きましょうか。

まずは東側の壁の展示から。
この博物館は“アメリカの歴史”の一部として映画の展示も行なっており、
(フィルムも一部所有してるようだが、詳細は不明)
そのための劇場設備を寄付したのがワーナーブラザースでした。
なので、1階にあるその劇場の外壁には、
ワーナーブラザースに関する展示がいろいろとありにけり。

ただし、この映画館は基本的に不定期公開となっており、
普段は入れないみたいです。



当然、そこには映画関係の展示が。

左は青の3号ことブルース・リー閣下が
「燃えよドラゴン(Enter the dragon)」の映画で
実際に着用した衣装らしいです。
なんとも微妙なデザインで、こんなの来たおっちゃんが
向こうから歩いてきたら、私なら走って逃げますね。

で、右端はハリーポッター映画第一作の衣装。
まさかブルー・スリーとハリー・ポッターが並んでる世界が
この世にあるとは思ってなかったので、なかなか斬新な展示でした。
あと10年ぐらいして、作者がお金に困ったら、
ハリー・ポッターVSブルース・リーとか製作されるんでしょうかね。

ちなみに何でブルース・リー?というのは、
おそらく中国系観光客対策じゃないかと。
この展示は、ワーナーブラザースの提供によるようですし。



その間に展示されていたのが1957年製作のアニメ、
バックス・バニーが登場するWhat's opera,Doc? (オペラってなんだい、ドク?)の絵。

これはワーグナーのニーベルングの指輪を題材にした短編アニメだそうで、
解説だとアニメ映画の傑作とされてましたが、少なくとも私は全く知りませぬ(笑)。

紙の上にタップ穴が開いてるので原画かと思ったんですが、レイアウトだそうな。
私は絵はシロウトですが、そんな人間が見ても下手だなあ、というシロモノでした。
まあ、これを動かすとスゴイのかもしれませんが、
基本的に戦後のワーナーのアニメはショボイ印象しかありませぬ。



その横からスミソニアン収蔵品による展示になるのですが、
近代技術の進化の例として、なぜか(笑)ネズミ捕り器が並べられてた展示。

ちなみに左上に一部だけ写ってる業務用のオイル缶みたいのもネズミ捕りで
缶の上にネズミが乗ると、重みで床が開いくようになっており、
我が家に下品なネズミは不要だ、とばかりに下へ落っことします。
で、缶の中には水が張ってあって溺死させるようです。

展示の下の方、目にもまぶしい赤いVの字が見えてるのは
Vicotr というネズミ捕り器のブランド商品だそうで、Vの字はその商標です。
アメリカでは猫かヴィクターか、ってなくらいにネズミの敵として有名だそうな。
おそらくネズミの識字率は極めて低いので、
連中はVがVictorの頭文字と知らずに引っかかるのでしょう。
教育って重要だと思います。

でもって、最後、左下が笑うところで(笑)、パソコンのマウスがここで展示されてます。
スミソニアンのユーモアでしょうね。
ただし左端は1984年発売の初代マッキントッシュ コンピュータのマウス、
右は人間のチェス名人を初めて破ったIBMのコンピュータ、
ディープブルーのマウスと、実は意外に意味のある展示です。

NEXT