■ワシントンD.C.の皇帝閣下



でもって、そんなフランス系肖像画の中に、ナポレオン閣下がおりました。
まさかこんなとこでお目にかかるとは
思ってなかったので、ちょっとビックリ。

この絵を見て改めて思いましたが、敵対者からチビの将軍と呼ばれる事が多い
閣下ですが、記録によると身長は165cm前後、
1800年頃のラテン系民族としては背が高いとはいえませんが、
ほとんど平均的なものじゃないでしょうか。
決して栄養状態がいい時代ではありませんからね。

アングロサクソン系イギリス人や
ドイツ人から見たら小柄かも知れませんが、
イタリア人やスペイン人、さらにフランス国内の政敵とかに比べて、
それほど貧相とは思えないんですよねえ…。

むしろ個人的に気になるのは毛髪の後退ぶりで、
帽子を被ってる肖像画が多いのはそのせいじゃないかと
密かに疑っております。



適当にウロウロしてたのですが、途中でこんな案内が。
お、印象派ですか。
個人的にはあまり好きではありませんが、
有名どころの絵がありそうですから、見に行ってみませう。



どうやら肖像画の世界から、主廊下を挟んで反対側が印象派の部屋らしいです。
ここらあたりに適当な感じで置かれてる彫像も展示品なのですが、
こういったものは今回全てパスしてます。
でないといくら時間があっても見終わらないのです…。



おお、よくわからんが、なるほど印象派な感じがするようなしないような。
ここにも模写用らしいイーゼルがありますね。


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