他の島に比べるとせいぜい海抜100m前後と平らな島ですが、海抜0mが出発地点ですから、ちょっとした高層ビル並みの高さを登る必要があるのです。このため、港を出たとたん、結構な急斜面に挑むことに。その途中で見えた出港してゆくさるびあ丸と新島の南岸。ちなみに右端に見えているのが無人島の早島、その向かい側、新島の端がちょっと低くなっている辺りに防衛装備庁のミサイル試験場があります。



そこからもまだまだ上り道となります。恐らく島内にレンタサイクルくらいはあるハズですが、事前に全く調べて来なかったので最初から最後まで歩くつもりで突撃しております。



その先に立派な案内板があったんですが、神引展望台の表示は無し。この道であってるはずなんですが。とりあえず迷うような島でも無いしとそのまま進みます。ちなみに診療所、てっきり週に何回か巡回でお医者さんが来る、といった施設かと思ってたんですが、帰宅後に確認したら医師1名、看護師2名常駐の施設でした。人口500人で常駐の診療所があるって凄いなと思う。



そこからはしばらく住宅街のような場所に。ちなみに道路の最高速度は30q/h。というかこの島で車要るのかと思ったんですが、結構走っていました。



その周辺には原生林っぽい一帯が広がるんですが、その樹木は皆、極めて背が低い。これ、下手に樹高が高いと風が強くてなぎ倒されてしまうんでしょうね。この辺りは沖縄の残波岬をちょっと思い出す。なるほど、ここは外洋の孤島なのだと思う。

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