今回は西表島で居た「何か」の動画から切り出した各画像を詳しく見てゆきましょう。デジタルズームに切り替えた約8秒目から最後の28秒目まで、約20秒間、秒間24コマ撮影で約470コマの画像があるのですが、それらを全部確認した上で、特に興味深いものを今回は取り上げてゆきます。その多様性から少なくとも人が造ったものには見えない、というのが正直な感想ですが、ではなんだね?と聞かれれば、判らぬものは判らぬ、としか答えようが無いのです。

この物体の異常さはデジタルズームになった後の映像をコマ送りにして見ると初めて理解できるでしょう。常に形状が変化し続け、ほぼ同時に色と明るさも常に変わっていて、1コマとして同じ形状の画像がありません。1/24秒以下の速度で常に変化し続け、さらにその変化には連続性がほとんど無く、完全は不規則、ランダムです。人間が普通に生活する規模の単位の物理現象で、これだけ連続性を持たない、完全にランダムな展開を持つ「現象」はあまり無く、その異常さが際立つ部分です。




まずは基本形とも言える帽子型。



この形状は時間的に連続してない状態で、何度か登場します。
もっともよく見られる形状ですが、それでも数回登場するのみで、さらにはどこかに穴が開いていたり、切り欠きができてることも多く、こういった綺麗で完全な帽子型になるのは意外にマレでした。ただし前回も述べたように明るく視認性が高いときはこれに近い形状を取る事が多く、動画をスロー再生で見ると基本形のような印象を受けるでしょう。が、実際は常に変形を続けており、特に明度が落ちて視認しづらい状態ではちょっと驚くべき形状になっていたりもします。いやもう、なんだこりゃの世界ですぜ。

ちなみに約470コマの画像のうち、全く同じ形状はゼロ、似たような形状としては帽子型のモノが数点あるのみ、後は完全に規則性も何もない形状が次々と思いつくままという感じに登場してきます。少なくとも人が造ったものではない、既知の物体ではありえない、生物であるかも怪しいです。やはりワケが判らんと言う他ないでしょう。



個人的に割れる水ヨーヨーと呼んでいる形態。

1/24秒の一瞬だけ現れたもので、前後の形状は似ても似つかない全く別物です。ただし球形らしき形状を取ることは意外に多く、球体が基本形の一つである可能性は少なくないと推測してます。ちなみにこれは暗い画面を画像修正で強制的に明るくして初めて見えた画像の一つで、ここまで暗いのにきちんと青い色を持ってるのに驚きました。

ちなみに今回の記事を読めばわかるように、この「何か」は明るさと同時に色も常に変化し続けます。赤、黄、緑、青、紫と低周波から高周波まで、全ての波長の色が登場し、白色、灰色にもなるため、可視光線の全周波数を放つことができる、と見るべきでしょう。普通に考えればその上下、より低周波の赤外線、より高周波の紫外線まで放ってる可能性が高いと思われますが、現状は確認の術がありませぬ。



もうちょっと形が崩れたもの。穴が開いてるのと、何かが飛び出してる、あるいはガスのような何かが吹き出してるのが見て取れます。
ちなみに上の画像とは時間的は連続性はなく、完全に独立して登場しています。



個人的にヤラレメカ3号と呼んでいる形状で、かろうじて球形を保ってますが穴だらけであり、さらにいろんなモノが飛び出してます。これは一連の画像の中でも最も暗かった画面の一つで、かなり明度をあげてようやく見えたもの。金属的な光沢があるようにも感じますが、こういった質感は他の形状でも何度か登場します。



その発展型、ワルワルメカZZRと個人的に呼んでるもの。これもかなり暗い画像を強制的に明るくしてます。金属光沢を持った球形に近い形状と思われますが、全体が穴だらけです。

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