では船浮の集落ともお別れです。ある日突然冥界のラブクラフトから電話がかかって来て、オレの小説を日本で映画化しようと思うんだけど、と相談されたら真っ先にこの土地を紹介したいなと思う雰囲気がありました。
ちなみに画面奥の斜面にしゃがんで何かを熱心に撮影してるのは地雷映画男。何を撮ってるのか気になりましたが、趣味は人それぞれなので追求しないことに。



ちなみに桟橋の横にはかなりの数の小魚が泳いでました。豊かな海なのは間違いないでしょう。



港の北側は真珠の養殖会社の建物で、そのさらに奥、あの崖の奥に日本海軍の特攻用艦艇基地があったようです。



では白浜港に戻りましょう。そしてやはり独特な雰囲気があるよな、この一帯と思う。快晴の時に来ればまた印象が違うのでしょうけど。



引潮になりつつあるようで、両港間の砂州がかなり露出してました。ちなみに砂州の向こうに見えてる山地は内離島。ここにもかつて炭鉱があり、かつ太平洋戦争の時には陸軍が要塞を造って居たようです。一帯に残る微妙に人工的な痕跡はその当時のものだと思われます。

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