さて、南大門前まで来ました。

でもって驚いたのは左右に菊の紋の提灯があること。
天台宗の菊紋は中心が点ではなく車輪、または三つ星ですから、明確に異なりますし、そもそもここは天台宗ではない。東大寺の紋所も菊ではあるんですが、四分割して画面の四隅に配置したものですから、全く別物。

同じように菊紋を使ってる善光寺の浄土宗側の本坊、大本願寺は代々皇室から法主を迎えるからであり、あれはよく見ると裏菊紋となっています。対してこれは直球ド真ん中勝負、皇室と同じ菊紋です。いいのか、これ(笑)…。まあ著作権とかはないし、靖国神社のあれだって厳密に言えば私的流用だから、法的にも問題無いんですが、何で東大寺に?というのは理解できず。皇室が関係してるといえばしてますが、現在は完全に無関係ですからね…。

ちなみに帰宅後いろいろ調べてみましたが、結局なぜかは全く分からずでした…



とりあえず太い柱の向こうに大仏殿が見えてきました。改めてデカいなあ、と思う。



門を抜けると、ここも桜が満開でした。




途中から南大門を振り返る。絵になるなあ。



門の向こうには池があり、その先が東大寺の本殿である大仏殿で、周囲を廻廊が囲っています。

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