頂上駅のすぐ上には展望台が。奥に見えてるはイスラム圏かららしい観光客の方。千葉のノコギリ山に外人さんが来る時代か。俺の知ってるノコギリヤマ山は生まれ変わったのだ、と思う。



そこに居た野良猫軍団。
色からして兄弟姉妹だと思いますが、どの子も数多くの実戦を経てここにいる、という強烈な面構えの一団でした。
只者ではないと判断した筆者はたまたま持っていた浜金谷名物さつま揚げを提供したところ、渡そうとしてるのに待ちきれず、爪を出した前脚で人の手から叩き落す、という戦場帰りぶりを発揮します。このため旅行の冒頭で筆者いきなり出血という予想外の展開に。危なくって座ってられないので立ち位置で与えていたら、遅いんだよ、実戦なら貴様はすでに三回は死んでるぞ、とばかりにズボンを登って来始めたためあわててさつま揚げを投げて避難。

写真はそれを平らげた後「まだあるなら早く出したほうが身のためだぞ」と圧を掛けに来た軍団の皆さん。残念ながらこれでオシマイなのよ、と告げたところ、通じたようで、このような状況に。ちなみにこの一部始終を二階の展望位から見ていたお姉さんが大喜びしながら撮影してました。まあ、楽しんでいただけたなら何より。ついでに高所恐怖症男は展望台の日陰に逃げ込んで、我関せず、という顔してました。



そこから南方向、館山方面の眺め。ちなみにここから東(画面左)は房総半島の最深部で、ほとんど人家も道も無いという必要以上に野性味あふれる一帯になってます。このため習志野の空挺やレンジャーが訓練に使ってたりします(ちょうど写真の奥に見える鋸南町保田地区周辺から入山する)。よってこの一帯は私も中に入った事はありません。

 
展望台からの眺め。東京湾の向こう側には三浦半島が見えてます。良い眺め。



そこで久里浜から浜金谷に向って来るフェリーが見えたので35o換算600oのFZ200で狙ってみる。おお、思った以上に良く撮れるじゃないの。煙突の位置が変なのは車を搭載のため船内に最大の空間を確保する目的ですかね。


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