お線香もあるんですが、本殿のはるか手前、正門の前でこれを捧げます。これはその点火用のろうそく。ちなみに線香は例の入り口にあったお供物売店で買うようです。



正門の上の装飾はキンキラキンで、なるほど仏教寺院だと思う。タイなんかだとさらに派手ですが。



そこに小さな仏像が並ぶ。本尊はキチンと奥の本殿にあるので、前座の仏様?



これは日本のお寺などでも見かける線香立てですが、台湾のはキンキラキンでした。
ただし横にあるように民国68年、1979年の設置なので、昔からこんなキンキラキンのものがあったのかは謎。



でもってこちらが本殿。上にかかかってる額の文字は民佑護国(民を助け国を守る)、豊民厚澤(人々が豊かで多くの恵みを)といった微妙に政治臭いスローガンになっており、この辺り、戦後、国民党政府の独裁時代に掲げられたものじゃいかなあ、との疑惑はあり。
中国の歴史で仏教が政治に絡んだのは唐の時代のほんの一時期だけなので(モンゴル帝国はチベット密教に染まったが元帝国はそれを政治にほとんど持ち込んでない)、中国系の仏教寺院がこんな文言を上げる理由が思いつきませんし。


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