中に入るとこんな感じ。小さな食品店がズラリと並んでます。
おお、確かに香港的だ。ソウルや上海の市場より、雰囲気的には香港の公設市場に近いでしょう。はるかに規模は小さいですけど。日本でこういった施設は初めて見ました。
余談ですが東京のど真ん中、東京ドーム横につい数年前まで、真砂公設市場と言う、地元の人だけが知るそれなりにステキな施設があったんですが、これはすでに無く、個人的にはとても残念に思っております。

ちなみに市場といっても香港やソウルと同じく小売が主のようで、朝8時で開店していたの全体の半分ちょっとくらいでした。もしかしたら土曜日だから、という面もあったかもしれませんが。



沖縄っぽいというか、お土産屋さんぽいお店。とりあえず場内を一周して見て、かなり観光化してしまってるな、というのは感じました。地元の人の台所、という印象ではないですね。

ちなみに左のスパムはアメリカはもちろん、最近は首都圏でもよく見るようになりましたが沖縄でメジャーなのは、その右のチューリップスパムの方らしいです。こちらはデンマーク産なんですが、これを沖縄に輸入してる業者(富村商事)の社長さんは相当な額の貿易黒字をデンマークにもたらした結果、デンマーク国王から勲章をもらってるそうな。すげえな。



2階もあるんですが、エスカレーターが停まっていたのでとりあえず通過。ちなみに後ほど、この停まったエスカレータを歩いて登る事になります。
ついでに手前に見えてるのは中国系の女性で、ここでもかなりの中華系の皆さんを見る。こんなとこまでか、と驚く。この手の市場なら、皆さんの地元にいくらでもあるでしょうに。



並んでる魚がイヤン、トロピカル。ちょっとこれ、食べるのに勇気がいるような…

 
 
で魚を見てたら、お店のオバサンが食べてく?と聞いて来る。え?ここで食べれるんですか、と確認すると二階で調理できるんだよ、そんな事も知らぬのか、と怒られる。あれま。

だったらせっかくなので、沖縄らしい魚を…と述べたら、オバサン、さっきのカラフル系の魚に向おうとしたので、すみませんそれ以外で…とお願いした結果が上の二尾。
エビと、よく知らん魚の二つで約2000円。意外に良い値だなあ、と思うも相場を知らんのでだまって払う。でもってお店の人がついて来い、というので一緒に行くと、先ほどの停まったエスカレーターを登って二階へと向かう事に。

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