■沖縄の海岸



そこから浜辺の方を見る。
なんとも水がキレイで、ああ、沖縄に居るんだなあ、と思う。



ちなみに漁港に整備される前の海岸線が一部残ってましたが、砂浜のすぐ先はこういった岩場です。
やはり沖縄は広い砂浜が広がる南国の島とはちょっと違うなあ、と思う。




そこの前に広がるサンゴ礁岩礁。
こんな環境で上陸戦をやれ、と上から言われたら私なら絶対に夜逃げします。

それを太平洋島々でやってしまった米軍もスゴイですが、
ことごとく成功されてしまった日本軍もまた悲しいですね。
戦争は相手を選んでやらないとロクな事がないのです。

■Image credits: Official U.S. Navy Photograph,
now in the collections of the National Archives. Catalog 80-G-339236



1945年4月3日。
上陸戦3日目の風景ですが、よく見ると揚陸艇は手前の海岸まで到達できず、
その先のサンゴ礁岩礁の位置までしか来てません。これが沖縄戦の上陸方法です。
後は浅瀬を歩いて渡るか、水陸両用車両のLVTに乗って岩礁を突破するしか無く、
その対策として写真右手には砂浜から岩礁の先まで伸びる人工の砂州が造成されてるのが見えます。

ちなみにこういった面倒な海岸線にもかかわらず、4月1日に海兵隊2個師団、陸軍2個師団、計4個師団が
この海岸線に殺到、ほぼ無事に上陸を成功させてしまってます。無茶苦茶ですね(笑)…。
(北側に海兵隊2個師団、南側に陸軍2個師団)

ついでに上陸開始後すでに3日が経つのに
低空侵入してくる攻撃機を防ぐ阻塞(そさい)気球(Barrage balloon)が一つも上がって無いのに注意。
私は未だに沖縄戦の写真でこれを見た事が無く、10カ月前のノルマンディーで
あれだけ熱心に米軍が展開してたのに比べると明確な落差があります。

日本の航空攻撃(神風攻撃を含む)は艦船にばかり向かって
なぜか上陸部隊には飛んで来ない、と判ってたんでしょうかね。


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