■北海道大学秘儀 熊連打



その先には新興宗教の経文のような文面が床に続いてました。
なんだこれ、と思ったら北大の寮歌らしいです。
何度か読んでみましたが、何が言いたいのか全くわかりませんでした…



その先の床下には自爆装置のようなものが。
これ、どうも重力基準点で、札幌GSと呼ばれるものらしいです。

重力は地球の引力から地球の回転から受ける遠心力を引いた数値ですが、
(なので地表や水上に居る人間が受ける力は重力だが人工衛星にかかるのは引力だ)
地球の引力も足下の地殻の構成が重い岩石なのか、軽い岩石なのか、
そもそも岩盤の厚さはどの程度なのか、によって微妙に変わって来ます。
この辺りを厳密に計測すると地下に何かあるぜ、石油か、水か、空洞かは断言できんけど、
といったような事も判ったりします。

なので日本では国土地理院が国内各地の重力量を調べており、
その観測点が重力観測点となっています。
ちなみにここは札幌GSという名の一等重力点で、重力の値は980.47757GALだそうな。
重力加速度を9.8m/ssとした場合は980GALちょうどですから、
赤道からこんだけ離れた位置でこの数値はやや重い?



さて、展示は2階に続きます。
先ほどまで床に書かれていた寮歌は壁へと移ってます。



で、階段をあがったら、いきなりクマ(笑)。
さすがは北大。




インド方面に居るナマケグマだそうで、その名の通り、椅子に座って休んでました。


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