■ノーベル賞とマッキントッシュ



その鈴木先生の当時の仕事机を再現したもの。
いや、黒電話にタイプライターっていつの時代だよ、と思ったんですが、
ノーベル賞の受賞は2010年ながら、受賞対象の研究の発表は1979年なんですね。

…だとすると、右端のパソコン、時代があってませんぜ(笑)。



Mac SE30。
SEシリーズの発売は1987年。全く時代が合いませぬ。
20代の若い人が知らずに展示をミスったのか、Macマニアが知っててわざとやったのか。
この世代だとまだモニタはモノクロですが、テキストベースのDOSパソコンと違って、
化学式のような画像的な構造表現を扱えたので、当時の化学関係者の間では、
Macが標準パソコンとして使用されていたのだとか。
それは初めて知りました。



ノーベル賞メダルの模造品。
これは東大にも変な場所に展示があるんですが、こちらはノーベル財団が
公式に制作した3個しかないものの内の一つだそうで、よく判らんが凄いのでしょう、たぶん。



さらに展示は続きます。
どんどん行ってみましょうか。



展示もいろいいろあって、しかもいろんな試みを
バンバンやっていて、極めて面白いです。
エネルギッシュ、という面で言えば東京でもこれだけの博物館は無い気がします。
これだけの知識と知性の拠点を持てた札幌は幸せな街でしょう。

本来なら全てを丁寧に紹介したのですが、それをやると2011年の英国(大英)博物館、自然史博物館、
2013年のスミソニアンの自然史博物館のようなエライ事になるので、今回は軽く、
そして興味深かった展示だけに触れて行きます。
それでもスゴイ情報量になってしまうんですけどね。


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