■路線は意外に郊外型だった



パルコと三越が並ぶ場所に出ました。
どうやらこの辺りが西四丁目、北東の端の駅で、札幌駅に行くならここから10分ほど歩くことに。
この一帯はやや高級な感じで、極めて小規模ながら銀座やキタに近い感じでした。
こういった商業地区のすみわけがあったりするのも大都会だなあ、と改めて思う。



途中で新型路面電車とすれ違う。
通常の市電に比べると異常な長さで、低床式の車体と合わせ、
なんだか毛虫みたいだな、と思ったりも。

ちなみにポラリス、北極星という名前だそうですが、札幌市内はポールだとかポラだとか、
妙に北極を意識した命名が多かったです。
確かに日本では北の果てですが、ロンドン、パリ、ベルリン、といったヨーロッパの主要都市は
全て札幌よりさらに北ですから、ちょっと意識過剰じゃないかなあ、と思ったり。



途中で見かけた妙にショボイ駐輪場…と思ったら、最近はやりのレンタル自転車ですかね。



その先で市電は南下を開始。
どんどん郊外な地域に入って行きます。
ほんとに普通の街中を走っていて、都電荒川線や、阪堺鉄道とかに比べると、ローカルな感じの路面電車です。
私が乗って来た中では、やはり豊橋の市電が雰囲気的には近いかも。



途中で見えて来たこれが藻岩山ですかね。
モイワ、ってのも変な名ですがアイヌ語でしょうか。
下に見えてるのが、たぶん、ロープウェイの駅。
ここも行って見たかったんですが、残念、今回は時間切れでした…


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