■その他の見どころ



こちらは炭鉱用のエレベータを再現したらしい展示。
別料金なしでも指定の時間に来れば乗れたらしいのですが、今回は見送り。



二階の回廊に薄い水の膜を造り、その波紋を影でみせる展示。
二つの振動体の周波数を変えると、微妙に波が変って行きます。
面白い展示でした。



こちらは人間回し車。
二本足の人類には結構厳しい感じでしたが、子供たちは大喜びで回してました。
一瞬、家に置いてきたハムスターを思い出し、無事でやってるだろうか、と心配するも、
帰国後、確認したら必要以上なまでに元気でした、はい。



地球の画像を球体のスクリーンに映し出し、雲の動きとかが見れるもの。
9年前、初めてここで見たんですが、
以後、あちこちで展示されてるのを見たので、流行ってるんでしょうかね。
ちなみに、この展示の雰囲気、悪の秘密結社のボスの部屋っぽくて好き。



これはポンプ式トリガー付き水鉄砲。
現在、世界中で人気のおもちゃですが、そのプロトタイプだそうな(ただしレプリカ)。

正式にはSoaker squirt gun、吸引噴出銃というそうなんですが、
これを発明したロニーさん(Lonnie Johnson)、特許を取った1986年5月の段階では
なんとあのアメリカ空軍の戦略航空司令部(SAC)の研究部門に所属していた研究責任者の一人だったのだとか。
(U.S. Air Force, Strategic Air Command, chief of data management branch)
冷戦期のSACの研究者が何やってるの、と思ってしまうところですが、
これは個人の趣味で開発したものだそうで、SACが核ミサイルの代わりに、これでソ連と戦争しよう、
とか考えていたわけでは無いようです(笑)。

ちなみにロニーさん、それ以前は世界最強の頭脳集団、ジェット推進研究所(JPL)に所属したり、
その後、NASAの宇宙開発に再度関わったりしてるので、
どうも噴流推進系の専門家だったんでしょうか。

ちなみにこの発明で巨万の富を得た後は、自分の研究所を設立して、
そこの所長となったとのこと。



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