■意外にいろんなものがある



ただしこちらは、いやもうジャングルじゃないの、これ、ってな感じ。
そこを走る自動車道の妙な未来都市感がスゴイざんす。
日本の中央高速や、第二東名も似たような部分がありますが、
ここの場合、二百万越え都市三連星の間がこれなので、なんとも異様な印象があり。



でもって、そんな原生林の上に、なにか巨大な建物がチラホラ見えたりして、
なんかこう、ドキドキが止まらない感じでございます。



間もなく、その緑の間からビル群が見えてくる。
香港でも中国本土でもそうなんですが、中華文化圏、なぜか汚れてるんですよね、高層ビルが(笑)。



となりの車線から必要限度を超える親近感を感じる!とそちらを見れば豚さんを乗せたトラックが。
しかもよく見ると二階建てで、こちらよりデラックス(?)な感じ。



なぞの蝶のオブジェが道路の横に置いてありましたが、
どうもこれが空港入り口の目印らしく、間もなく空港に入りました。

余談ですが、興味のある人は、Google mapの写真版を見てもらうと、
桃園飛行場のすぐ下に、完全に平行する形で、もう一つ、別の滑走路があるのが判ると思います。
これが旧日本軍の桃園飛行場の跡地(埔心飛行場の別名があったらしいが未確認)で、
戦後はこれを台湾軍が引きつぎ、米軍が持ち込んだあのU2偵察機の基地として運用されていた場所です。

てっきりこれを桃園空港にしたのだと思ってたんですが、今回の旅行記のために確認したら、
こっちはこっちで丸ごと残っていてびっくりしたのでした。
ここ、とっくに廃止されてる基地なので、なんでこんな無駄な事を…と思わなくなくもなく。

台湾軍時代は大園基地と呼ばれていたのですが、これを近いうちに公園化して
丸ごと公開する予定がある、との話もあるそうな。
ついでに、以前桃園空港の横にあった航空博物館は、こちらに移転して、
これも近日中の再開のようです。
まあ、具体的な日時は全く聞かなかったので、それがいつになるのか、
さっぱり見当もつきませんが。


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