■ちゃんと来るバス



とりあえずバスを待つことに。台湾は車は右走行なので、向こうから来るはず。
この一帯は先にも書いたように戦前までは完全に海の中だったところ、
すなわち戦後に出来た埋め立て地なので、どこか寒々としていて、
あまり楽しい場所ではありませんな。



バス停にはこんな案内も。
いろいろあった88番線は23分後か。これに乗ればゼーランジャ城まで行けるんですが、今回はパス。
この億載金城のバス停には、いくつかの路線が乗り入れてるのですが、
ほぼ全部が台南駅まで行くようなので、最初に来たバスに乗ってしまいましょう。



10分ほどでバスが来る。
運転手さんに向けてマンボ ナンバー5を踊るか否かを一瞬考えましたが、
普通に停車してくれたので、よかったよかった。

ついでにナンバープレートがえらく小さいので
犯罪に使うのには向いてる気がしますね、台南のバス。



無事出発進行。
でもってこのバス、私の大嫌いな穴あき鉄板が窓にはめてあるタイプ。
バンコクのスカイトレインと同じやつです。

広告を車体に書き込むためにやってるのか、
あるいは熱帯の日差し対策なのか。
いずれにせよ、外を見づらくて、私としては愉快ではないザマス。



そこで乗ったのは私だけ、先客も一人だけ、という寂しい状態でした。
ただし、この後からどんどん乗ってきて、台南駅近くではほぼ満席となるんですが。
ちなみに降りるときはボタンを押すのですが、一応、車内放送はあるので、
予めバス停の名前を調べて置けば、目的のバス停で降りるのはなんとかなりそう。

今回は終点、しかも既に一度見てる場所まで、なので何の心配もないですが。


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