■だんだん怪しくなってくる



妙に立派な建物だな、と思ったんですが台南市の警察局でした。
台南市政府警察局第五分局だそうで、なんとなく日本統治代の建物の感じがしますが、
帰国後、確認した範囲ではどうもよくわからず。



途中の雑居ビルの入り口に、こんなのがズラッと貼ってあって驚く。
どうも二階に本屋さんがあるようです。
こうしてみると、ほとんどが日本の出版物だと思われ、地方でもここまで
どっぷり日本の文化に浸かってる国は初めて見ました。



この辺りで、すでに歩き出してから1時間近くが経ちにけり…。

また間違えた、負け犬、大失敗という単語が電飾全開のまま私の脳内で
グルグル回り始めましたが、まだだ、まだわからんよ、ともう少し前進してみる事に。
…典型的な負けパターンですな。




その先で、大きな川の堤防の下に出る。
あ、負け決定。
事前に日本でGoogle MAPで見た景色に、こんな場所なかったです、はい。
すでにこの段階で午後1時を回っており、なにやってるんだろうオレ、と思う。
まあ、いつもの事だとも同時に思う。
私の海外旅行は常に何かが間違ってると思う。



くやしいので、最後にその堤防に登って川を見る。
大湿地帯の横に街を造ってしまったのがこの台南なので、
街外れに行くほど、こういった川や水路は増えてくるようです。
ついでにこの周辺で、やたら燕を見ました。
ひょっとして日本から南下して来た連中が居るのがこの辺り?

さらについでにここでもスクーターに轢かれそうになり、
ステキな思い出がまた増えちゃった、テヘ。


NEXT