■それでも新しい朝が来た

はい、新しい朝が来ました。
私、起きました。朝の8時半、普通ですね。
でも寝たのも朝の5時でした。普通じゃないですね(泣)。

海外でここまで寝不足のまま活動開始するのは
ワシントンDCの中心部を深夜に横断し、
そのままフィラデルフィアに殴り込んで以来です。

といわけで、寝不足から必要以上にハイテンションだった観光初日、
行って見ましょうか。



ホテルの階段に置いてあった、いい感じに適当な置物たち。
右端だけ浮いてるな、と思ったんですが、警察のポスターに出ていた
キャラクターなので、台北警察のマスコット?

少なくとも警察による感覚世界へのテロじゃないか、
という感じの警視庁のピーポ君のデザインよりはセンスいいと思います。



雨は止んでましたが、パッとしない天気ではありますね。

とりあえず中華圏名物、お粥などの朝食のお店、あるいは屋台を探してメシにしよう、
というのが現在の行動目的となります。

ちなみに外に出た瞬間、メガネとカメラのレンズが真っ白に曇ってしまい、驚く。
後で見た気温計では29度、別に暑くはない温度だったのですが、
この湿度がクセモノで、歩いてるだけで汗ばんで来てしまいます。
なるほど、ここは沖縄より南の亜熱帯だと思う。

ただしより南の香港でもバンコクでもこんな経験は無いので、
もしかして台風一過で湿度が上がってた?



とりあえず、暑くはないものの、水分は取っておくかと、
ホテルの横にあったコンビニへ。
台湾のコンビニはほとんど日本と同じ系列で、ファミマとセブンイレブンばかりでした。
この辺り、東アジア中がそんな感じですから、意外に日本のコンビニはインターナショナルです。

ちなみにこういったドアすらないキオスク型の小型店、香港式のコンビニだけでなく、
日本と同じような大型店舗のコンビニもあり、むしろこういった小型店の方が
ちょっと特殊、という感じでした。



中華圏の怪しい飲み物といえばこれ、ヘイソン サンスー、黒松沙士。
植物の値からとったハーブを使った一種のルートビアです。
ちなみに今回、初めて台湾製だと知りました。
香港、上海でも見たので、本土の企業だとばかり思っておりました。

ただしルートビアとはちょっと違った臭みがあり、変な飲料好きの私としても微妙なところ。
ちなみに台湾ではルートビアはおろか、ドクターペッパーすら売っておらず、
この点では、なんとも絶望的な気分に。

ちなみにこれが29圓、コカ・コーラが30圓で、日本円で約100円。
私の経験上、清涼飲料水の値段で、およそ各国の物価は判るので、
台湾の物価はおよそ日本の2/3である、まあ安いと言っていいだろう、と判断。

ちなみに日本で買うと150円のペットボトルが30圓、という事は、
表示価格を5倍すれば日本で買い物するのと同じ感覚で高い、安いが判断できる、となります。
大雑把な計算ですが、とりあえず、この感覚でほぼ間違いありませんでした。



で、西門の街中に出てみたのですが、結構オシャレな感じの商店街のようです。
ところが、あれ、全く店がやってない。

中国文化圏、香港でもバンコクでも、朝からやってるお粥などの朝食の店がある、
あるいは街は屋台であふれてる、という印象があったので、
あれれれ、台北ってそうなの?とちょっと面食らう事に。

台湾、朝が遅い中国文化圏なんですか?
そんなものがあるとは思ってなかったので、ちょっと驚く。
上海ですら、もうちょっといろいろ店が開いてたような気がするぞ。


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