■いろいろ微妙だった



結構本格的な店も多く、住宅事情が日本よりさらに悪いように見える台湾で、
そんな音響系の需要なんてあるんだろうか、と余計なお世話な心配も。



ちなみに、せいぜい150m四方の一帯、といった感じで、決して広い範囲に広がってるわけではなく、
あっという間に、こんな感じの風景になってしまいます。



ただし、そこからさらに北に向かう道にはこんなお店が密集してる。
こちらは、どうもカメラ街のようですね。

ソウルや上海、そして深圳(シェンヅェン)、さらにはバンコクでも、こういった専門店街は
大きな商業ビルの中に密集して入ってる、という場合がほとんどなので、
路面店が密集してるのは東アジアでは、意外に珍しいです。
台北はアジアの中でもやや特殊で、ある意味でやはり日本的だなあ、と思います。

ちなみに上海の専門店式大型商業施設は明らかにソウルのパクリだと思われ、
そういった意味では、上海はソウル型の都市です。
この点は深圳も似てるので、意外に中国の商業施設ってのは韓国文化の影響を強く受けてると思われます。



おお、ライカまである。
50年前なら最強のカメラでしたが、今どきこのカメラを使ってるのは、
私は頭が優れませんと世界に宣言して歩いてるようなもんでしょう。
ライカのデジカメ、意味もなく高いんで、それだけで有難がる人は多い気がします(笑)。

以前、ライカのデジカメを人から勧められた時、
実際に出来た写真を見る限り退屈で平凡なカメラだろう、と言ったところ、
でも芸能人とか有名人も使ってるんだぜ、と反論され、
なるほどカメラを選ぶ価値観は色々だと思いました。



ただし、このカメラ街、
ざっと100m前後の通りに店が並んでるだけなので、やや寂しいものでした。

その先でカメラ街の入り口の看板を見る。
下の赤いカバ―が外れてしまってますが、これSDカードを象ったモノでしょうね。
デジタル時代のカメラ街。

でもって、ここは例の城壁跡地大通りの北の果てに近い場所なので…


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