■さらなる探索へ



さて、ようやく朝食が終わったので少し歩き回ってみますか。

この辺りは西門の繁華街中心部からやや外れた場所のため、それほど店は無さそうです。



現在、10時半ごろなんですが、ようやくボチボチお店が開き始めました。
この朝の遅さといい、いろんな意味で町中が秋葉原だな、台北と思いました。



今朝(涙)空港で見かけた郵便ポストですが、二つに分かれた状態が正しい形。
赤が速達、緑が通常郵便の用らしいです。

ちなみに手前に傘の骨が折れた状態で落ちてまして、
昨日の台風はよほど凄かったのね、と思う。



途中で見かけた道教廟の門。今回見た来た中では比較的地味なものです。
この奥に本殿があるようなので、ちょっと見て行きますか。

田都元帥とは田舎のオシャレな店に自衛隊幹部が来た、みたいな妙な名ですが、
芸能、とくに音楽の神様とされる人ですね。
8世紀、唐の時代に実在した雷海清が神格化されたものと言われてますが、
こんな場所にいる、という事はこの辺りに何か芸術村みたいのでもあるんでしょうか。

ちなみに雷海清は楊貴妃にうつつを抜かすことになる芸能好きの唐の皇帝、
玄宗皇帝が造った劇場、帝国立劇場ともいえる梨園の管理人でもありました。
ついでながら歌舞伎の演劇界の事を梨園と呼ぶのは、この故事によります。



その廟はこちら。
ここはビルの1階がそのまま廟になってました。
行徳は本来、仏教用語で修行で得るクンフーの事ですが、
なぜここの廟の名が行徳宮なのかはよくわからず。


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