■だんだん怪しくなってゆく



通りを進むにつれ、どんどん路地が細くなってきて、どんどん楽しくなってきます。
右奥にまたもカエルの卵屋が見えており、よほど人気なんでしょうかね。



そこから左に曲がると、東アジアによくあるタイプの市場に入りました。
左手の通常の市場はとっくに閉まってますが、右側は夜市の店らしく賑やか。

ちなみにこういった市場は韓国、香港、タイ、でも見ましたから
(上海はちょっと違う感じだが似たような施設はある)
やはり東アジアの中では日本はちょっと変な国なのだと思います。
東アジアの人たちにとって、日本というのは明らかに異なる文化圏でしょう。
逆に日本からだと、東アジアのどこに行っても興味深い差異があるわけで。



と、ここで後ろから来たスクーターとぶつかりそうになる。
…市場でスクーターに轢かれそうになったなったのは、上海、バンコクについて三度目。
これも中華圏の文化でしょうかね。



通常の市場も面白そうなので、できれば朝にも来てみたかったなあ、と思ったり。
ついでに、スクーターがあちこちに停めてあり、台北もまだまだバイク社会だと再認識。

ちなみに日本、アメリカ、イギリスといった先進国になると、なぜか都市圏からスクーターが消えます。
これらの国では無断駐車にうるさいから、と思ってたんですが、
先日、知人と話していて、日本の場合、50tバイクでは交差点の二段階右折という
アホかいな的な交通規則があって実用的な移動手段ではないから、と指摘される。
なるほど、それもそうだと思いました。



その先でUFOキャッチャーが見えたので行って見ると、
子供たちがたくさん集まってる店となってます。
精神年齢的に極めて親近感を感じるので、さっそく覗いて見たら、なんだこれ。
金魚すくい?と思ったんですがどうも変だ。



ザリガニ釣りか、と思ったんですが、いや、エビですね、これ。
エビ?なんで子供がエビを釣るの?と思ったんですが、
この後、別の場所でも同じようなものを見たので、台北では人気のある子供の遊びなんでしょうか。
釣った後は、飼うのか、それとも晩御飯のオカズになるのか…。

ついでに手前の子の髪型が、後頭部だけ残して後は髪をほとんど切ってしまってる、
というもので、これって清朝時代の辮髪(べんぱつ)じゃないの?とびっくりする。
台湾では未だにそんな風習が残ってるのか、と驚いたのですが、よく見ると女の子だ。
となると、単に暑いからこの髪型?親のセンスが変なのか、とも思ったんですが、
この後も同じ髪型の女の子を見たので、台北あたりでは普通の文化なんでしょうか。


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