■地下鉄通路の不思議



さて、理由は不明ながらやたら深い位置にあるバンコク地下鉄でしたが、
駅の位置も国鉄の駅からかなりの距離を地価通路で歩く、
という変なもので、なんなんだ、この設計…。

ちなみにご覧のようにバンコクの通路は左側通行が原則のようでした。



その通路の途中にあった謎の展示。
一部の展示品にタイ語の説明があったものの、他に何の説明も無かったので
未だにこれがなんだかよく判りませぬ。



とりあえず、例のお供えセットとか…



仏像などが、何の説明も無く展示されておりました。
ホントになんだこれ…



その奥にはズラりとイスが並ぶ。

これまたなんだ、と思ったら、2004年に行なわれた
地下鉄の開通式に出席した国王陛下と王后様が使用したイスなのだとか。
一回座っただけのイスがここまで大事にされてるのを見ると、
タイにおける国王のカリスマ性ってスゴイのね、と思わざるをえません。
ただ、この辺りも階層社会の下のほうでは微妙、という感じが
今回の旅行でなんとなく感じられたんですが、断言はできませぬ。

ちなみに後ろに下げられてる旗、
左右はタイの国旗ですが、真ん中の二つはなんだ、これ。
現チャクリー王朝の紋章か、と思ったんですが、
帰国後確認したところ、全く別物。
王家のイスに他の紋章を飾るとも思えませんが…。

ちなみにバンコクはアジアでは珍しく、
都市単独で紋章を持つのですが、
これも象に載った人物柄ですから、全く違うものです。


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