■タイ式彫像



てなわけで、今回もワット ポー探索です。

今回のルートは右上の涅槃仏拝殿を出た後、
その左隣にある歴代王の慰霊用らしい仏塔を見学、
そこから本殿周辺をウロウロした後に1番の本殿にようやく突入、
さらに東の端のマッサージ施設まで行って撤収、といった感じになっております。

では早速行ってみましょうか。



で、これが例の歴代王の慰霊塔が立ち並ぶ地区。
周辺は壁で仕切られてますが、その壁沿いの赤い屋根の下は回廊になっており、
ここにはズラリと仏像が並んでます。

で、手前の門の左右に、日本の仁王のごとき門の守護像が入ってるの、見えますかね。



近くで見るとこんな感じ。
制作年代は書かれてませんでしたが、境内に残る数少ないタイ式の彫像だそうな。
ガラスのフタをつけてしまったのは保護のためなんでしょうが、
ここら辺り、もう一工夫があってもいいような…。
ついでに周辺部の装飾過剰っぷりも見ておいてください。

元は8体居たようですが、現在はこの門と、もう一つの門に2体ずつ、
計4体が残るのみなんだとか。
個人的には、クトゥルフおやじも捨てがたいですが、こっちのタイ式の方が好きですね。




もう一体はこんな感じ。
顔色は悪いんじゃなくて、こういうキャラみたい。
頭の冠の形状も先に見たのとはちょっと異なり、
そこから、神様の名前がわかるようですが、
私には、そこまでの判別は無理でございます。

ちなみにこれらはワット ポーの巨人と呼ばれていて、
どっかのお寺の彫像と戦った、という伝説がある、
と境内の解説に書かれてましたが、
せいぜい180cmあるかないかのサイズで、巨人ですかね、これ…。


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