■パクナムの市場



さて、そんなわけでバンコクの衛星都市の一つであり、
チャオプラヤー川下流で最大の都市でもあるパクナムに上陸です。
少なくともこの渡し船の乗り場を見る限りいかにもタイでございます。



中はちょっとしたアーケード店舗になってます。
タイの渡し船の場合、こういった構造は多いらしく、
後で登場する王宮近くの船乗り場もこういう感じでした。



ところがこの船着場はさらに凄くて、
そのまま通常の食品市場に直結されてるのです。

香港、タイといったエリアはフェリーが日常の交通手段になっていて
各地に何箇所も乗り場がありますが、
それでも船を下りてそのままアジアンな市場に入り込んでしまう、
というのは初めて見たので、ちょっとビックリ。



そこで売られていたカニ。
右側のカゴに入ってるカニ2150バーツは約7530円、
日本人から見てもスゴイな、という価格でした。
タイの金銭感覚でなら2万円近い価格でしょう。
なんとも高級な食材でございます。

その他のも500バーツ(1750円)から600バーツ(2100円)と、
かなり良いお値段で、どんな種類のカニなんでしょうね、これ…。



さて、できれば市場を少しゆっくり回って見たかったのですが
現在時刻は既に4時を回っており、
タイの公共施設の多くが早めに閉まってしまうことを考えると、
さっさと海軍博物館を発見しておきたいところ。

なので、速攻で市場を抜けて、海軍博物館を目指します。
ここから大通り沿いに500mほど北上すればいいはずですから、
とにかく大通りを目指しましょう。


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