■サルは去らず



その子の行き先を見ると団体さんがいらっしゃいました(笑)。
子ザルもたくさん居て、皆で遊んでおり、群は順調に維持されてる印象があります。

ここは完全に平地ですから、立体に展開できる山地より樹木は少ないはずです。
そして周囲と合わせても、せいぜい1平方キロといった程度の緑地で
これだけの数のサルが食ってゆける、というのは南の森はよほど豊かなのか、
それとも人間によって餌付けがされてるのか、どちらなんでしょうね。



サルたちは触る事はできないものの、
あまり警戒もしてない感じで、人が近づいても逃げません。
となると、餌付けされてる可能性は高そうです。

…ひょっとしてお供え物泥棒で食って行けるのかな。



さて、その先を見ると例の派手な乗り合いトラックがたくさん停まってる。
あれで渡し船乗り場まで行けるかな、と運転手らしき人に
チャオプラヤー フェリー トゥー パクナム、と聞いてみるも、
なんだか首を振るばかりで要領を得ない。

言葉が通じてないだけなら、普通、こういった反応は返ってこないので、
あきらかに何かが違うらしい、とここは撤収する。

ちなみに、正解は後で見るように、例のボーイスカウトの皆さんが
団体で貸切使用していたトラックだった、でした。



で、その先で再びマングローブ林に続く遊歩道が。
行くでしょう、ここまで来たら(笑)。

ちなみに写真ではちょっと切れてしまってますが、左に見えてる彫像は
アイビス、日本語で言うとトキでして、トキ類、
日本以外ではごく普通にいる鳥なんですよね。



先ほどよりはちょっと古い感じの遊歩道です。
ちなみにここから右に抜けて、なにか資料館のような所に
入るルートもあったんですが、例によって(笑)そちらは封鎖中でした。


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