■朝の散歩は斬新だ



この辺りは駅とは反対側、ホテルの南側地区です。
ここも都心部ですから、ビルが建ち並んでおりますね。

車が左側通行という事もあって、日本の地方都市です、
といわれても違和感ない光景だなあ。



そこで見かけたなんだこりゃ、という看板。
イラストは微妙に杉浦茂風?

余談ながら、夕撃旅団世界総本山が安置された東京 湯島という土地は
その2丁目で杉浦茂先生が生を受け、そこからわずか100m離れた場所には
化け猫ダンシングオールナイトの絵で私に知られる河鍋暁斎閣下が住んでいました。
さらについでにそこからやはり100mと離れてない場所に
日本サッカー協会総本山があります。

伝え聞くところによると日本のサッカーはヤムチャやジャギより弱いそうですが、
おそらくそれは何か精神的な支柱がないからで、
この危機を乗り越えるには、日本代表のイメージキャラは地元の杉浦茂さんの絵、
公式マークは暁斎の化け猫ダンシングオールナイトにするしかないのではないか、と思うわけです。

さらに脱線すると、かつて私が生まれて初めて勤務した編集部で、そこの偉い人が、
これでキマリだね=木と鞠、すなわちウッドボール=Wood ball だね、と言って、
それを雑誌のキャッチコピーにしたことがあり、
えらい職場に就職してしまったと思ったのはもう20年以上前の話。

…まさかその影響じゃないよね、これ。



バンコクでは初めて見たカウントダウン式の信号。
意外に見かけなかったのは、信号待ちの皆さんの心に余裕があるからではなく、
単に誰も信号なんて守らないから、という気も…。

ただし、バンコクの名誉のために書いておくと、世界最悪の上海より
はるかに交通ルールは守られていました。
まあ、歩道の上をスクーターで走っちゃったりしてるんですが(笑)、
それでも公共バスが青信号で歩道を渡ってる歩行者に
クラクション鳴らしながら突っ込んでゆく上海よりは数段マシでしょう。



そこで暗渠となってる川を見る、。
この道路の真中の緑地帯、暗渠の上に造られたものだったのか。
こういうのを見ても、バンコクが川の町だったというのは
完全に過去の話になりつつあるようです。



その緑地帯の中にあった謎のオブジェと国王閣下の写真。

かつてのスターリンとか毛沢東とか、共産主義的独裁者の肖像画が、
実はいかに地味なものだったのか、としみじみ思ったりもしますぜ炎の国王閣下。


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