■ロンドンの船



では奥のほうへと向かってみますか。

なんだか妙にオシャレさんな街燈が立ってます。
右側に見える風見鶏がついた建物が、
前回登場した水位調整用プールの制御室のようです。



こっちが奥の水門と、その上にかかる歩行者用の橋。
橋は船の出入り時に、上に撥ね上げるタイプみたいですね。



画面奥でこの水門の左右の水位を見比べてください。
右の水門の中が満潮時の水位。

なるほど、こりゃベラボーだ、という位の差があるんですが、水位の目盛りを見る限り、
左側の干潮水位はもう少し下がる余地があるみたい。
テームズ川、これほどの干潮差があるとは知らなんだ…。

ちなみに、この水門は朝夕の決まった時間のみ、開けられるみたいですね。



さて、その水門の中にあったのはドックといっても、造船所ではなく、
埠頭としてのドックで、現在はヨットハーバーになってるみたいです。
なるほど、イーストエンド周辺は再開発によってオシャレなエリアになってるんだなあ、と思ったり。



突き抜ける青空を写し、深い蒼をたたえる水面。
ここ、ロンドンのど真ん中といっていいエリアなんですが、いい雰囲気ですねえ。


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