■すべては秘密なのだ



この手のテーマ別の展示は館内にいくつかあるのですが、
基本的にはショーケースのようなとこに細かい展示物を詰めこんで、
あとはアチコチに解説パネルがある、というもの。

ホールの展示に比べると、地味ですが、
結構ビックリするような展示とかもあり、面白いです。
ただし、情報量もすごいので、全部キチンとみたら、 
恐らく丸一日かかって見終わるかどうか、という世界になります。



で、この展示は、スパイとか諜報戦とか、そういったものの展示。
これは映画や小説のスパイ、という事で、
007やらなにやらの関連がずらりと並んでます。




こちらは第二次大戦時、1940年から45年までの間に、
スパイが発見、逮捕された場所の地図。

かなりアチコチで見つかっており、アイルランドも含めると18人ほど捕まってるようです。
ちなみに、上のタイトルを見ると、逮捕と処刑(Caught & Executed) とされてるので、
やはり捕まると問答無用で死刑だったんでしょうか。

ちなみに、この処刑場にロンドン塔が使われた、という話もあるんですが、
ホントかどうかは未確認。




1940年、イギリスに設立されたのが特殊作戦執行機関(Special Operations Executive)、
通称SOEで、ゲリラ作戦の展開から
大陸のレジスタンス、反ドイツ組織の支援などを行っていました。

約13000人の隊員が居たとされますから、結構大きな組織で、
ウチ3000人前後が女性だったそうな。

そんな彼らが使っていたトンプソン機関銃や、各種指令書などの展示です。



で、どうも彼らは対日本の作戦も展開してたようで、
これらは東南アジアでの活動の紹介。

真ん中に見えてる国家の為、というカードは、
恐らく空から日本兵相手にばら撒いた武装放棄の呼びかけだと思うのですが、
暗くて字が読めず、未確認。


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