■出撃に十分な理由

2010年11月3日(祝)は生きてるのを感謝するような見事な晴天であった。
よって、夕撃旅団は出撃せねばならぬ。
それは犬がボールを追いかけざるをえぬような、
ネコがネコじゃらしをシカトするのが不可能なような、
宿命レベルで避けがたいものなのだ。
よってレツゴー。



我が家の庭こと上野の不忍池にヤツラが帰ってきた!
私になんの断りも無く、東京都の鳥に指定されてるアレこと都鳥、
すなわちユリカモメさんである。

連中、東京都の鳥のクセに、実は1年の半分くらいは都内に不在なのだ。
5月中旬に「あんたとはやってられませんわ」と出て行ってしまい、
例年だいたい今くらいになると帰ってくる。

毎年11月くらいから居るなあ、とは思っていたのだが、
今年は特にカレンダーが11月になったとたん、ウワーッと帰ってきてしまった、という感じだ。
もしかしたら、連中は羽の裏とかにポケットカレンダーを隠し持ってるのかもしれん。



ウワーッとね。

でもなんか、みんなかわいらしいのだ。
この連中は不忍池のギャング団であって、その凶暴性、性格の悪さは折り紙つきなのだが、
この子らは、妙におとなしいし、なんとなくオドオドしてる。
ひょっとして、今年生まれた新人連中かも。

ごらんのように羽部分以外は白く、ホッペタに黒い点があるのだが、これは冬季迷彩。
すでに換羽ずみで、夏羽は頭部が真っ黒け、という
頭の悪い秘密結社のコスチュームみたいな模様になっている。
で、普通はこの夏季迷彩になる前に渡っていってしまうのだが、
どこにも一本ネジが外れてる連中がいるもんで、
ここのユリカモメでも、一部がその状態になる夏まで残ってたりする。

昔、初めてそれを見たとき、また新しい種類の鳥が増えたなあ、と勘違いしてしまったのは内緒だ。



実は、不忍池で見れる鳥のほとんどは冬鳥で、
夏場は蓮の花が南池を埋め尽くしてしまうこともあり、
ほとんど水鳥を見かける事は無い。

なので、これだけの鳥がいる、と言う事は冬がもうすぐだ、という事でもある。
諸君、よくぞ帰ってきた。さて、君達の夏はどうった?
私は香港周辺でブイブイ言わせて来たぜ。



オマケ情報。
現在、上野公園の崖下、上野デパートの取り壊しと建て直しがようやく始まり、
このため、西郷さん像の下の展望台が完全に進入禁止となってます。
一生に一度くらいは東京の上野行こう!と思ってる人は、
少なくとも、来年の夏以降にした方がいいですよ。



快晴の日の怪しい炭酸飲料。
メロンコーラ。
メロン味というよりは、人生の不条理味でございましたよ。

NEXT