■2012 横田の夏

ここしばらく、飛行機に関する記事を書いてて気がついたのが、
1970年代後半以降の機体の写真をほとんど撮ってないぞ、私という事。

特に、LX-3&5 というギャラクティカにステキな世代のカメラになってから、
全く撮影していない事を発見、これはいかんと、
今年は8年ぶりに横田基地の基地祭りに参戦したのでした。



立川は地の果て、という感覚の首都圏東部の人間にとって、横田は地球の反対側、
みたいな感覚なんですが、意外にも1時間10分ほどで着いてしまいました。
あれま、上野からだと横須賀より近いんだ、と意外な発見。

ちなみに朝9時半には会場に着いていたのですが、すでにごらんの状態。
まあ人、人、人でして、東京西部の人たちは他に娯楽はないのだろうか、と思う。

ちなみに手前に写ってる謎の物体はカメラのヒモ。
実は昨年の横須賀基地祭りの最初の写真にも、これが写ってます(笑)。

普段は全くそんな失敗はやらないので、基地祭になると起きる
不思議な現象、という感じでしょうか。




これがゲート。
横田は太平洋におけるアメリカ空軍の重要拠点のひとつですが、
意外にもチェックは簡単で、身分証明書は不要、バッグのチェックもランダムに選ばれた
数人に一人が受けるだけ、という状況でした。

横須賀や厚木の海軍基地とはえらい違い。



空軍基地ですから、中は広い。
ただし、航空部隊は輸送部隊が居るくらいで、
基本的には司令部、という位置づけにあるのが、この横田基地。
それでも、いろんなものが残っていて面白いですね。
右側に見えてるのは、大分改造されてますが昭和10年代から使われていた格納庫。

格納庫ってのは構造が単純な分、全体的に痛みにくいのか、
世界中で第二次大戦前から現役、というのを見かけます。



会場の一番奥、滑走路の中央付近にある駐機エリアが今回のお目当て、
さまざまな機体の展示コーナー。

普段は輸送機ばかりの横田ですが、この日は日本だけでなく、
韓国の駐屯地からも機体が飛んできたりして、なかなかにぎやかです。



まずは三沢から来たと思われるF-16C。
ほんとにコンパクトな戦闘機で、これが長年、
世界最強の座を維持していたわけですから、
エネルギー機動理論てのは、やっぱりすごいな、と思ったり。


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