空飛ぶタンクバスター、A-10C サンダーボルトII。
韓国の基地から飛んできたようです。
本来、A型しかないはずのA-10ですが、
近代化アップデートをした機体は、C型に名称変更されてます。

かなり大型で、双発エンジン、さらには防弾板が機体中に張り巡らされている、
という構造にもかかわらず、その自重は約11トンほど、という機体。
なので、意外に動きは軽快で、アメリカで見られるデモ飛行では小気味よく動き回ります。

今でも無名に近い、スプレーという男の才能と執念が生み出した傑作機です。




F/A-18D ホーネット。
複座で攻撃機型のD型ですが、いわゆるレガシーホーネット、
スーパーホーネットではない、旧型の方の機体。

今でも日本に旧型ホーネットいたんだっけ?と思ったら、
これは海軍機ではなく、海兵隊の機体だそうな。
となると岩国から来た機体でしょうか。



その先からは日本の自衛隊機の展示になってました。



三菱のF-2。
量産型の機体を見たのは初めてです。

先に見たF-16をベースに、日本で開発された攻撃機となります。
が、とにかく元の機体価格の2倍、3倍になるのはあたりまえ、というステキな開発パワーを持つ
三菱重工が担当した結果、安価で軽快なのが売りのF-16の機体が、
まあ、なんですね…はい。

ついでに、空力面を一から設計しなおしてます、
という話を10年くらい前の新聞記事で見ましたが、
ざっと見た限りでは、どうでしょうね(笑)。
F-16最大の欠点、マッハ1前後での機動エネルギーの低下を防ぐのに必要な、
エリアルール2号(仮称)の見直しは全くされてないように見えました。
もっとも、私が知らないだけで
何らかのステキ必殺理論による改良があったのかもしれませんが。

まあカッコいいですから、個人的にはキライではないです。



お次はベトナム戦争世代でまだ現役、というすごい機体、RF-4ファントムII。

べストセラー戦闘機、F-4ファントムIIの偵察型です。
ちなみにファントムIIの原型機初飛行は1958年ですからすでに54年も昔の話。

これは人類初の飛行に成功したライト兄弟のライトフライヤーが、
第二次大戦はもちろん、朝鮮戦争の時まで現役でした、というのと同じですから、
まあ、すごい話なのです。

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