■そろそろ戦争終盤だよ



撤退時に北朝鮮占領エリアに残されてゲリラ活動を行った皆さんのマネキン。
ゲリラですから、男女ともに居ますが、基本的にはスパイ活動がメインで、
こんなカッコして戦闘的な活動はやってないと思うのですが…。

以前、当時の女性活動員のインタビューを読んだ事があるのですが、
なんとも陰惨な話で、さすがにここら辺りの解説はちょっとパスします。

そもそもこの人たちのおかげで、
多くの一般人の皆さんが、いらん疑いを受けて虐殺される事になったわけで、
果たして、こんなに自慢げに展示してよいものかという気も…。



で、結構唐突に展示は終わってしまいます。
最後に置いてあったこの展示、なんだこりゃ、と思ったら
朝鮮半島の国境における両者の接点となっている板門店の模型だそうな。

休戦交渉が行われた場所なので、これにて休戦、という事でしょうか。

よって、これにてとりあえず朝鮮戦争の時系列展示は終わり、となります。



そして再度、ホールに。
そこから順路の矢印に従い、階段を上って3階に来ました。
ここが最上階ですね。
さて、次の展示に行ってみましょうか。



ここからは、朝鮮戦争における、国連軍関係の展示でした。

先にも書いたように、国連軍と言っても単にソ連を刺激しないための配慮ですから、
事実上のアメリカ軍であり、イギリスがかろうじて1万5000人前後を派遣した程度で、
他の国々はせいぜい数千人を送り込むのに留まってます。
30万人近い人員を送り込んだアメリカとはケタが違うのです。

とりあえず、当時の参加国の旗がズラリと並ぶ展示から。



その奥には当時の各国軍の制服やら武装やらが展示されてました。

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