■ソウルデビュー戦



さて、そんなわけで無事ソウル上陸を果たしたワケですが、
現在時刻の夕方4時などは児戯にも等しい、がモットーな私としては、さっそく出撃です。

が、全く地理勘がないため、とりあえずホテルでもらった地図で、
新川(シンチォン)エリア周辺を調べて見ると、
地下鉄で一駅東に遊園地の複合施設、ロッテワールドがあり、
逆に西に向かうと二駅西にソウルのコンベンションセンター、COEXがある。

で、COEXにはかなり大きなショッピングモールが併設されてる、と書いてあるので、
じゃあ、それを見に行くか、と。

が、それだけでは寂しいので、ソウルの中心部、南山(ナムサン)に
位置するソウルタワーも攻略する事に。
ここ数年、上海、マカオ、ロンドンと3連続でご当地タワーに登ってなかったので、
たまにはいいかな、と思ったわけです。

この手の夜景見物は平日に行かないと、会社関係が休みの日はビルの灯りは消えまくりで
えらくショボかったりするため(香港で日曜の夜にビクトリアピークに登った体験者談)、
木曜の今日はチャンスでもありますし。

ちなみに上の図でえらく遠回りになってるように見えるのは、
韓国の地下鉄のせいで、漢江南岸の地下鉄は北上して
市内中心部に入るのは結構面倒だったりします。

最後に、ソウルの基礎知識をまだもう一つだけ(笑)。
ソウルの地名の英語表記には 〜ng で終わる綴りがかなり多くあります。
このGは発音の強調に過ぎない文字で Hongkong で“ン”を強く読んでホンコンとなるアレです。
(ちなみに同様にP-51Mustang はムスタン、King kong はキンコンが本来の読み)
ところがどうも韓国の地名の ng は普通に日本語の“ん”に近い感じで、
強く読む英語発音と平板に読む韓国語発音で大分感じが変わってしまうのです。

そもそも中国語発音でない韓国の地名になんで ng を使うんだ、と思ったんですが、
これはひょっとしてアメリカ占領時代の名残ですかね。
連中に中国と朝鮮の違いが理解できてたとは思えませんし(笑)…。

はい、以上で脱線は終了。
てな感じで、さっそく出かけましょうか。


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