■横須賀の日



年に一度、横須賀の街が狂乱のズンドコに放り込まれる日に行ってきました。

この日は、自衛隊の基地公開、アメリカ海軍の基地公開、
そして夕方からは花火大会、という盆と正月が近所のクリスマスと示し合わせてやって来た、
というような土曜日なのです。

3年前に一度、訪れたのですが、その後は旅行に行ってたり、
用事があったりでなかなか行けず、今回、ようやく再訪となりました。

で、前回はアメリカ海軍基地を中心に回ったのですが、
今回は会場自衛隊側をメインにしてみました。

お祭り騒ぎ、という点ではアメリカ海軍基地が最高ですが、
艦船関連の展示は自衛隊圧勝、という感じで、なかなか愉快でした。
せっかくなので、軽くまとめてみようと思ったわけです。




東アジア最強の軍事エリアがこの横須賀で、
ここにいるアメリカ第七艦隊単独で、地球上のほとんどの国家と単独で戦争可能でしょう。
スイスやチベット、モンゴルといった内陸国は別として(笑)。

が、ここは東京中心部から電車で1時簡以上かかるため、
正直全く地理勘がありませんでした。
今回、やたらと歩き回って、ようやく全体像がつかめたので、せっかくのなので説明しときましょう。

まずは街のほとんどを占めると言っていいオレンジ色のアメリカ海軍基地。

原子力空母を中心に9隻ものイージス艦、さらには指揮指令艦ブルーリッジなど、
巨大な戦力を持つ第七艦隊の母港だけに、その規模もかなり大きくなってます。

横須賀は山がちなエリアなんですが、その中の平地の6割は米軍基地、という感じがします。
上の地図で米海軍祭り会場、と書かれた文字の下あたりが
あの戦艦三笠が地面に埋められてる(涙)三笠公園で、ここで花火が打ち上げられるわけです。

ちなみに左側の大きな島、水路によって本土から切り離されてる吾妻島は
島が丸ごとアメリカ軍の補給施設となってます。

で、街の西側、JR横須賀駅から田浦駅にかけてが海上自衛隊の基地なんですが、
面積でいったら、ごらんのような感じで、アメリカ軍と全く勝負になりません(笑)。

海上自衛隊の基地祭りでは、東側会場と、西側の会場にわかれて公開されてます。
東側が、普通の基地、西側が訓練学校の公開、となっていました。

今回は、自衛隊の第一会場、第二会場、そして米海軍祭り、の順で回ってます。

では、そろそろ行ってみましょうか。


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