■神輿対メカ神輿

朝の9時前、浅草寺の本堂前は人もまばらで、
あれ、三社祭ってこんなもの?と思ったんですが…。
実は、この本堂前、午後には各町内会神輿がレンタルしてた神様を返却しに来る、
「超絶奥義 必殺御霊返し」が行われ、地球上とは思えないくらいの人出で
ごったがえすことになるのでした。
ちなみに、浅草神社側のスケジュール表を見る限り、
各町内会の神輿に神様を入れるのは正式な行事(町内神輿連合渡御)のようですが、
それの返還については明確なイベント化がされてない、っつーか、
午後からの本陣突入戦も、多くの神輿は神社を通りません。
…
…
…あれ?神様、誘拐されっぱなし…?

浅草神社も静かなもの。
実は…浅草神社、三社祭のほぼ全期間を通して、
会場としては、ほぼ蚊帳の外なのでした。
朝の出撃を見てませんが、後はだいたいずっとこんな感じ(涙)。
がんばれ、重要文化財。

三基の親衛神輿はすでに3時間前に作戦行動に入っているので、ハンガーは空。
見物客もゼロ。さみしいね。
ちなみに神輿が三基なのはご神体が「観音様を拾った兄弟」&「それを導いた偉い人」の計3人(神)なため。
すなわち、三人で一緒の神輿には乗りません。
末期のビートルズみたいに、人気が出すぎてメンバー間で仲違いでもしたんでしょうか。
で、「観音様」は浅草「寺」のご本尊なわけで、それの発見者が神様となって寺の横で「神社」に祭られてる、
というのはどうにも理解に苦しむ話ですが(笑)、まあ、そこら辺は大らかだったんでしょうな。
土着宗教がゆるやかにユニバーサルな宗教に迎合していくと、こういうことがまま起こります。
カトリックの総本山、バチカンによる聖人認定で、各地の伝説上の人気者を片っ端から認定してたら、
うっかりお釈迦様まで聖人認定しちゃって19世紀まで気づかなかったのと同じようなもんでしょう。
とりあえず、この作戦行動中の3基の神輿を索敵、捕捉、撮影せねばなりません。
いや、別に義務ではないんですが、ほかにすることもないし。
浅草寺の裏を廻って移動してたら、ここにもお馬さんが。
「アレに乗るの?マジで?」
といった感じの右手の関係者のみなさんがいい味出してます。
ちなみにこの日は、中央競馬会も勤勉に業務を遂行しておりました。
よって、六区の場外馬券売り場に押し寄せるステキおじさま軍団によって、
祭りの混乱にいらん拍車がかかってたんですが、
全財産すったステキおじさまの前をこんな馬が通ったりしたら、
「俺をスッカラカンにしたのは、お前かー、お前なのかー!」
的な凶行に走るステキおじさま、いなかったのかしら、大丈夫だったのかしら。
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