というわけで、今回もデグーの日常生活の続きを。



ウチのデグーは、水っぽい野菜類はあまり食べないのですが、乾燥させるとデイお嬢とトクさんはこれを食べます。
なのでニンジンの皮を天日干しにしていたら、散歩中のデイお嬢がこれを発見。



「あらあら、いわゆるひとつのチャンスですわ」
とこれを食べ始める。野菜とは言え、ニンジンは糖質が多いので食べ過ぎは厳禁、よって間もなく取り上げる。



そのくせ、観葉植物の葉っぱは大好きだったりします。デイお嬢、トクさんは我が家のハイビスカスをハゲにするする寸前まで追い込んだことがあり。一緒に置いてあるガジュマルにも手を出しますが、ハイビスカスの方が圧倒的に人気が高いです。若い枝まで食べちゃいますしね。

写真は珍しく散歩に出たシロ(通常は外に出してもオヤツ頂戴、とすぐ飼い主のところに来る。ただし愛ではなく他の二匹に全部取られちゃうから)。わざわざ見えにくい裏側に回って食べてるのは、見つかると怒られる、と考えてるからだと思います。

ちなみにデグーは怒られると、あ、これはまずいと、それを理解します。強い語調で話しかけると、デイお嬢は「あらあら、何の話かよく判りませんわ」とすっとぼけるように毛づくろいしたり、飼い主に背中を向けます。「おやおや、やっちゃいましたかね」という感じでちょっとバツが悪そうにじっとしてるのがトクさん、キーキーと高い声を出して反論して来るのがブチとグウ母ちゃん、そして「で、証拠はあるんでしょうね」と開き直って回し車を回してるのがシロ。

ただし叱ると次回からやらなくなる、のではなく、飼い主の心証が悪化するうえに、次からは見つからないようにし始めるので教育は不可でございます。



ちなみに黄色くなった葉は特に喜んで食べます。
木は葉っぱを切り離すとき、幹との栄養のやり取りを遮断するので、光合成(厳密には光を使わない暗反応)で造られた糖質(でんぷん)は葉の中に留まる事になります。それが蓄積されて甘いのかもしれん、と思ってますが確証はなし。単に柔らかくなって食べやすいから、とかの理由かもしれませぬ。デグーを飼っていると、いろんな事を考えるのです。



ちなみにトクさんも黄色くなった葉っぱが大好きで、落ちてるのを拾って与えると大喜びで食べてます。
 


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