というわけで生誕三日目の朝がやって来ました。飼い主はコロナウィルスの非常事態宣言で自宅待機のため、朝からカゴに貼りついております。

ちなみに生誕翌日だった昨日は子供たちは巣に籠って寝てばかりで全く姿を現さなかったので写真無し。最初の一週間は大人しく様子を見る事に決めてたので、ここはガマンですな。



出産当日と翌日はデイお母さまも長時間巣に籠ってたのですが、二日目あたりから、散歩を始めて外出の時間が増えました。
そのお母さまが出かけたスキにワラワラと出て来る赤ちゃん軍団。もう体にも毛が生え始めてますね。でもって全員、トク父ちゃんと同じ茶色らしいと判明する。

デイお母さまの灰色は遺伝的には弱く、デグー本来の色の茶色が圧勝したようです。…これ、最終的に全員の見分けがつくようになるだろうか、とちょっと不安になる。さすがに7匹が全部同じだと、ちょっと自信が無いです…



デイお母さまをオヤツで誘導して外に出し、そのスキに巣から出て来た子を捕まえて体重を測ってみる。
産まれた時の平均体重は13g前後のはずなので、やや小柄な子でしょうか。



とりあえずもう一匹。こちらはほぼ平均体重ですかね。

ちなみにグウ母ちゃんの時は、飼い主を仮想敵と認識していた当時の母ちゃんのため、赤ちゃんをなかなか連れ出せず、生後2週間まで体重測定ができなかったのでデータがありませぬ。
なので、こんなものかな、と思ったんですが、後に小柄で成長が遅いことが判明して飼い主を慌てさせます。今回は巣から出て来た2匹のみの測定だったのですが、実はこの他にかなり小柄な子も居たのです。

この辺りの体格の差は、産まれた数(4匹対8匹(1匹は死産))、遺伝的な体格の差(グウ母ちゃんの平均体重は270g以上、デイお母さまは195g前後)、あるいは数が多すぎてオッパイがちゃんと行きわたってなかった、等が考えられますが、現状、理由は不明。ただし全員、最終的にはキチンと成長して成体になりましたから、多少小さくても元気ならそれほど心配する必要な無いようです。



その間、ゴキゲンでオヤツを召し上がっていたデイお母さま。あなたの赤ちゃんは大変にカワイイでございますぞ。



先に赤ちゃんを巣に戻して置き、そこにお母さまが帰還。即座に「オッパイ、オッパイ」とお母さまに殺到する赤ちゃんたち。
デイお母さまの性格を考えると「ええい、うっとうしいですわ」と逃げ出してしまわないかと不安だったのですが、そこは母性が圧勝、負けずに巣の中に突き進みます。ゴーゴーですぞ、お母さま。


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