さあ、ペロ君、気を取り直してゼロ戦マン七つの誓いだ!
「はあ」
一つ、これ以上の脱線はしません!ゼロ戦一筋80年!
「はあ」
一つ、とにかく海外の博物館で撮った手持ちの写真は全部載せます!
「はあ」
一つ、寝る前にちゃんと歯を磨きます!
「はあ」
以上!
「三つジャン!」

と言うわけで、計画では前回で全て紹介しきるはずだった、プレーンズ オブ フェイム ことPOFの52型、まだ続きます。
エルロン(補助翼)が布をドープ塗料で固めた「羽布」で造られてるのがわかりますね。
いわゆる羽布張りという構造。無論、中の骨組みは金属のジェラルミンですが。
「布なんだ。なんでまたそんな壊れやすそうなパーツを?」
一種の軽量化対策と、舵そのものを軽くする目的だと思われる。
第二次大戦の機体というと近代的なイメージがあるが、垂直尾翼の舵部分、主翼の補助翼部分には、
結構いろんな機種で、こういった第一大戦っぽいパーツが使われていたりするんだ。
痛みやすいので、大抵の現存機では新規に作り直されている部分でもあるね。
ついでにこの布、ただのナイロンっぽいな…。
で、写真の真ん中付近にくっついてるのは、このエルロン部分を上げ下げするロッド。
「こんなに堂々と主翼の上に飛びだしてていいの?」
いいわけがない(笑)。尾翼まわりでこういう設計は多いが、主翼をこうしてしまった機体は珍しい。
さすがにヤバイと思ったのかオリジナルではテントウ虫みたいなカバーを付けてました。
「テントウ虫?」
うーん、言葉で説明するのは難しいな。後で出てくる遊就館のゼロ戦についてるので、そこで見てね。
まあ、ゼロ戦のチャームポイントの一つですな。

POFゼロ戦、これでようやく最後だ。
ゼロ戦には編隊灯が翼面上に左右2個づつ付いてたのですが、
本機の主翼新造時にはあっさり無視されたようです(笑)。影も形もありません。
ついでに20mm機関砲のハッチ、というか取り付け部のカバー部、給弾用ハッチも無くなってるように見えます。
はい、というわけで、ようやくPOFのゼロ戦は全て完了。
次行くぜ、ペロ君。
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