■2006年8月 イギリス ケンブリッジ近郊の帝国戦争博物館ダックスフォードにて撮影
ミーティア、現存する多くの機体で前輪オレオの油圧がぬけてヘタッてしまってるんですが、
これはシャンとした状態で保存されてました。
が、しょせんはダックフォード、ここまでの機体を展示しておきながら、
ゴミ箱(泣)と柱でこれ以外の角度からはほとんど撮影不可能なのでした…。
で、これを書いていて気づいたのが、主翼前の胴体下に斜めに突きでている変な2枚の板状のもの。
これ、この機体と前のページのプレーンズ オブ フェイム の機体には確認できるんですが、
この後でてくるRAFミュージアムの機体には見当たらない。
他の機種類で、こんなとこにこんなパーツついてるのちょっと思いつきません。なんでしょうね、これ。
あきらかに機体右側にしかないので、排莢関係ではなし。
うーむ、緊急時の燃料投棄用でしょうか。
追記:薬莢とリンク排出用のシューターである、との指摘をいただきました。
すなわち、私の推測大ハズレ(涙)
(情報提供:ozakiさん)
ミーティアの生産数は最終的に3875機にものぼるんですが、そのほとんどは戦後のもので、
戦争中はプロトタイプをふくめてもせいぜい120から150機ぐらいだったと思われます。
この機体も戦後生産型。戦闘機タイプとしては最後となったF8です。
先のプレーンズ オブ フェイムのF4に比べて、鼻っつらというか、機種部分が長くなってる、
とのことですが、よくわからんなあ。
ミーティアは派生型も多く、偵察機、夜間戦闘機、練習機などが造られてます。
やっぱり、基礎設計がかなりしっかりしてたんじゃないかなあ、と思いますねえ。

コクピットのアップ。
この世代だと、すでにちゃんとした射出式脱出座席がついてます。
機首の方に「緊急時にはキャノピーのフードをたたき切れ(そしてパイロットを救助せよ)」
との注意書き(ステンシル)があるんですが、その具体的な方法は一切指示が無い(笑)。
いや、そうは言ってもどうしたらええねん、という感じなんですが。
左の方、赤いホームベース形のマークは射出式脱出座席ありの意味なんですが、
これの上の矢印と、キャノピーのフチの黄色い点線に何か秘密があるんだろうか。

前輪部アップ。
かなり凝った構成になっています。
とくにオレオ部分、まるでバイクのセンターサスペンションのような構造に見えます。
どういう仕組みになってるんだろう。世界中の博物館でヘタリまくってますから、なんかあるのかしらん。
あと、ミーティアといえばこの疑問、なんで車輪にカバーが付いてるんでしょ(笑)。
前輪が雨水とかを跳ね上げる位置には脚収納部がしかないんですが、
ここに「どうしても濡らしてはいけない装置」とか積んでたんでしょうかねえ。
胴体部の黒い線は「ステアリングを切るのはここが限界」という注意書き。
位置的に見て、地上整備員向けのものでしょうが、あんな角度まで曲がるのかなあ。
NEXT