■ウドヴァー・ハジーのディスカヴァリー



さて、今回からようやくスミソニアン航空宇宙博物館の別館、
ウドヴァー・ハジーセンターに展示されてる
スペースシャトル軌道船4号(宇宙船としては3番目)
OV-103ディスカヴァリーを詳しく見て行きましょう。

4号機なのにOV-103なのは、先にも説明したように
3号機のチャレンジャーがちょっと特殊な生い立ちのため、
OV-099となってしまったから。

ちなみにここの展示はもともと、大気圏内試験後数年して、
スミソニアン協会に寄贈されたエンタープライズだったのですが、
シャトルの運用停止に伴って、ホントに宇宙に行った軌道船、
ディスカヴァリーがやって来たわけです。

で、従来展示されてたエンタープライスは、現在ニューヨークにある
エセックス型空母を利用した博物館、イントレピッド博物館にて展示中。

ウドヴァー・ハジーセンターの一番奥、
宇宙&ロケット(ロケット兵器を含む)展示館の主、
ともいえるのがこの機体なわけです。
では、さっそく行ってみましょうか。


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