
ユモ004エンジン。軸流式圧縮のコンパクトで細長いターボジェットエンジン。
イギリスが採用した、大英帝国のジェット始祖閣下ことホイットル製作によるジェットエンジン以来の伝統スタイル、
丸っこいデザインの遠心式ターボジェットよりは発展性のあるスタイルで、
実際、現代のジェットエンジンのルーツと言えるかもしれません。
ただ、やや遅れて登場したイギリス遠心式の血を引くアメリカのアリソンJ33-Aが、少し重くなったとはいえ、
これの倍近い出力を出してることを考えると、やや時期尚早な方式だったのかなあ、という気も。
ロッキードのP80はこのアリソンJ33-Aのおかげで単発エンジンとなり、そのスマートなデザインと相まって、
双発のMe262より80Km以上高速だったわけですし。
余談ですが、ドイツのジェット始祖、オハインが最初に造ったエンジン、
あの世界初のジェット機、He178に積まれたHeS3bは遠心式ジェットエンジンだったんですね。
どこで軸流式に切り替わったのか、よくわからんのですが、オハインのエンジンがそのままドイツジェットの元祖、
というほど単純な話ではないようです。
それこそどっちを見てもホイットルエンジン、という英米(とソ連)とは少々、
事情が異なるようですが、詳しくは知らぬ、調べぬ、だって面倒だから(ダメ人間)。

エンジンポッドを正面から。このコーンの孔には5円玉みたいな変な金属パーツがついてるはずなんですが…。
スミソニアンの機体にはあったのに、残念、この機体にはなし。

後ろから。いい具合に焼けてます(笑)。
つーかノズル、こんなにでかいのか。

主脚収納部。わかりますかね、両輪を収納するスペース、中でつながった大きな一つの孔となってます。
ここらへん、Fw190でも同じ構造なんでドイツ機の特徴と言っていいのかもしれません。
他所の国ではちょっと考えられない設計です。
機体強度、損してないんですかね、胴体真ん中にこんなデカイ孔を開けて。
手前の長細い棒はアンテナです。

最後は主脚部を前方から。
この機体のエンジンパイロンから内側の主翼前縁スラット、固定されてる、というか無くなってませんかね?
主翼のこの部分、レプリカじゃないかなあ…。
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