■ドーラの道楽息子

主脚収納部のアップ。右側に出てる細長い棒はアンテナなんですが、何のためのものかは不明。
D9になってから付いたもの、と思ってたんですが、A型の一部の機体にもありますね、これ。
前にも書きましたがFw-190の主脚収納部はデカイ穴が一つ開いていて、
真ん中に左右に分ける棒がはめてあるだけです。
車輪の内側カバーもありませんから、収納しても車輪の下半分はむき出しのまま。
が、カバーのある機体の写真もあるので、後から外したんですかね。
その収容部の中に黒い円形のゴムパーツが二個ついてますが、
あれが20mm機関砲の取り付け部分。この機体では外されてますね。
たくみに車輪を避けて貫通、主翼前面から砲身が飛び出すデザイン。
ここらへんは見事な設計だと思います。
主翼前面の穴、こちら側、右翼にはガンカメラがないので、20mm機関砲用の一つだけなのも注意。
主脚収容部の後ろの細長い穴は20mm機関砲の薬莢を排出するためのもの。
で、左右の排莢穴に挟まれて細長い黒っぽい(ジェラルミン無塗装?)フタが見えてますが、
あれが多分20mm機関砲の弾倉。下からカートリッジ式で入れ替えてたのかしらん。
奥(左翼)の主脚の収納部、20mm機関砲取り付け部の横に主翼の桁が見え、
これが収納時の主脚をたくみに避ける形状に削られてるのがよくわかります。
いろいろ工夫してますね。

主脚部アップ。ややウチマタで、内側に傾いてるのはご存知の通り。
ドイツ機のタイヤの溝は横方向一文字型なのが多いのですが、これは縦方向の溝。
D9はこういうタイヤだったのか、そこまでレストアの手が回らなかっただけなのかは不明。

主翼下面。
第二次世界大戦期の機体の中では、常に最強レベルのロール性能を誇ったFw190。
その能力の元となっていたエルロンが見えます。まあ、普通ですけど(笑)。
チラッと見えてる水平尾翼が、同クラスの機体に比べると妙に小さいのも
Fw190の特徴の一つなんですが、この角度じゃわからないですね…。

機体前半部を下方向から。
エンジン下部のパーツも簡単に取り外せる構造になってます。整備性は良さそう。
つーか、機体下面までぐるりとカウルフラップ付いてるんですね。
液冷エンジンでここまでラジエター用のフラップが大面積なのも珍しいような。

ちょっと角度を変えて。
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