[8045] 自由ロシア 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/25(Sun) 11:15
- 一方、自由ロシア軍はプリゴジンもプーチンもオレらの敵、とした上で、
ロシア国内の反政府主義陣営の同志諸君、今こそ立ち上がれ、と煽ってます。https://t.me/s/legionoffreedom
[8044] そしてウクライナ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/25(Sun) 11:11
- そんな状況下でマリャールさんがウクライナ軍が攻勢に出たことを認めました。
バフムート地区北西部のオリホボ ヴァシリウカ(Orikhovo-Vasylivka)、ヤーヒッドゥネ(Yahidne)、
南西部のクリスチィゥカ(Klishchiivka)、南部のクゥルドゥミウカ(Kurdyumivka)で一斉に攻勢に出た、としています。
事実なら一気にバフムート大包囲を締め上げに来たことになりますが、続報待ち。
ちなみにウクライナ側によると、クピャンスク、リマンでのロシア側の攻勢は続行中。
ちなみにウクライナ側によるプリゴジンの乱へのコメントは、お笑い担当の情報担当者、ブダノフ将軍を除くと、
ほとんどが自業自得とか、そうなるでしょうな、といった程度の内容で、戦況への影響は特に気にしてない、という前提。
ブダノフ将軍は、まあ無視していいでしょう。https://t.me/annamaliar/883
[8043] 夕撃旅団の帰還 3 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/25(Sun) 10:49
- では24日正午以降の動き。
■ロストフ・ナ・ドヌー中心を占拠するワグネル部隊の映像がネットに流れ始める。
■突然、今までなんら戦闘報告が無かったウクライナのヘルソン州東部戦線に異常はない、との発表。
■現状、ヴォロネジの州都は落ち着いている、との発表。
■現地時間で午後1時ごろ、ヴォロネジ州で戦闘が発生したことを州知事が認める。
■チェチェンのお笑い担当、カディロフ将軍閣下がロシア政府側に付くことを明言。
■モスクワを起点とする全国へ繋がる幹線道路の内、南部方向に向かう高速道路が部分的に封鎖される。
■ロストフ州の映像の公開が続く。州都市内を観る限りほぼ無血占領だったように見えるが詳細は不明。
■現地時間午後4時ごろ、プーチンはクレムリンに居る、との発表。
(飛行機でモスクワを脱出した、という話が流れたことに対する反応だろう)
■現地時間午後6時ごろ、リペツク州知事が、ワグネルの部隊がに州内で行動中なのを認め、遠回しな言い方で戦闘中と述べている。
■現地時間で19時ごろ、ロストフ・ナ・ドヌー中心部のワグネル占領地区で銃声、との報告。夏至の直後でまだ日没前。
■現地時間の日没直前、午後8時頃からプーちゃんの忠実な舎弟、ベラルーシ大統領ルカシェンコがプリゴジンとの調停を始めていると突然発表。
プリゴジンがワグネル部隊の進軍停止と、緊張緩和のためにさらになる交渉を行う措置を受け入れた、
ワグネルの戦闘員に対する安全保障を伴った、両者に受け入れ可能な状況解決の選択肢がある、と述べる。
■直後にプリゴジンが、ワグネルは反転する、と発表。
■現地時間夜9時ごろから、ロストフ・ナ・ドヌーのワグネル部隊が移動しつつある、との報道が続く。
■現地時間で夜10時ごろ、クレムリンの報道官、ペスコフが会見。プリゴジンはベラルーシに向かうと発表。
■同時に、今回の「事件」に参加したワグネルの兵員は不起訴とする、と述べる。これにプリゴジンが含まれるのかは不明。
さらに希望する兵は国防軍に移籍できる、と述べて暗にワグネルの解体を示唆する。
■さらに今回の動きはルカシェンコの仲裁によるものであり、プリゴジンがベラルーシに入れることは大統領が保証する。
ただしこれについてプーチンからの発表は特に無い、と述べる。
■現地時間午後11時ごろ、ロストフ・ナ・ドヌーからプリゴジンとワグネルの部隊が撤退を開始した、との報道。
■現地を去るプリゴジンに対し、市民が歓声を上げて送り出す映像がRIAノーボスチで公開される。
プリゴジンが現地では支持されていた、とも取れる内容の映像を公開した理由は不明。
■以後、5時間以上、25日日本時間午前10時まで、ロシアによる公式報道は無し。
以上がプリゴジンの大騒ぎに関する現在までの状況。
本格的な内戦への突入が回避されたのか、はもうちょっと様子見でしょう。
[8042] 夕撃旅団の帰還 2 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/25(Sun) 09:54
- 以降、現地時間24日の朝からの状況。
■現地時間6時にロシア政府が初めてまとまった状況報告を出す。RIAノーボスチによる記事では以下の内容が新たに加わった。
ちなみにこの段階でロシア政府は「武装反乱の試み(попытке организации вооруженного мятежа)」とし、
本格的なクーデターとは一線を引く姿勢を見せている。
〇国防省は金曜、ワグナーの後方陣営を攻撃したという情報は嘘であり、挑発であると発表した。
〇プリゴジンの行動は第279条に基づき法で裁かれるだろう。
(12条ではなく武装反乱法の279条を適用とした。ただしこちらは最大懲役20年だったりする)
〇プリゴジンの挑発後、ウクライナ軍は攻勢のためバフムート方面に兵力を集中しているが、ロシア軍により打撃を受けている。
〇プリゴジンがロストフ方面へ移動するワグネル輸送隊について述べた
(プリゴジンがロストフ州一帯の制圧に出たことを間接的に認めている)
〇ヴォロネジ州政府は、軍の車列が幹線道路M-4「ドン」を移動中であり、状況は制御下にあると発表した。
(ヴォロネジ(Воронеж)はロストフ州のすぐ北の州。M-4道路は首都モスクワから放射状に伸びる幹線道路の内、南部に向かう大動脈。
これを抑えないとロストフ州から一気にモスクワに北上できてしまう)
〇ロストフの州都であるロストフ・ナ・ドヌー中心部への移動を控え、可能であれば屋内にとどまるよう呼び掛けた。
■同じく現地時間で早朝6時ごろ、ヴォロネジ州のさらに北、リペツク州の州境でM-4幹線道路が封鎖されたとの発表。
(この辺りからウクライナにおける戦況報告はほぼ出て来なくなる)
■現地時間で朝8時ごろ、ワグネル部隊の兵に対して投降を呼びかける声明をロシア国防省が出す。
ロシア軍に投降すれば身の安全は保障する、といった内容。
■今さら、という感じでサンクトペテルブルクにあるワグナー本部のビルがロシアの治安部隊に封鎖される。
■幹線道路M-4が464q〜777qの約300qの区間で封鎖されたと発表。
(おそらくモスクワの起点からの距離。ほぼヴォロネジからロストフ州境までの距離。
間接的にロストフ州の多くがワグネルの制御下にある事を認めたと見ていい)
■現地時間正午ごろからプーチンが演説。ただし「ボクは裏切者に怒ってるんだぞ」レベルの話に終始し、内容は無し。
以上が現地時間24日正午までの動きです。
[8041] 夕撃旅団の帰還 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/25(Sun) 09:02
- さて、では本日から通常営業再開です。
昨日、第一報だけを報告したプリゴジンの反ロシア軍宣言とロシア政府側の逮捕宣言の応酬、
その後、ワグネルによる武装蜂起に繋がってしまいました。
個人的には想定外で、この行動、かなり入念に準備がされていた可能性があります。
ついでにレズニコフ国防長官が4月の段階のインタビューで述べていた「新しいロシア政府」、
そしてベルコロド州に攻め込んだ自由ロシア軍がロシア政府を無視して、
プリゴジンに呼びかけを行った事、なども考慮すると、
意外に根が深い可能性があるかもしれません。
それから25日現在まで、ほぼ間違いないと思われる状況をまとめて置きましょう。
■現地時間で6月23日夜、プリゴジンがワグネル部隊の陣地が
ロシア軍からロケット攻撃を受けた、当然、これに対応すると、ネット上で宣言。
このロシア軍による攻撃の真偽については現状、確かな情報は無い。
■すぐにクレムリンの広報官、ペスコフがプーチンは現状を把握しており、これに対応する、
というやや遠回しな言い回しでプリゴジンをロシア政府の敵とし、
さらにプリゴジンは犯罪者として逮捕される対象となった事を宣言。
間もなくもう少し強い言葉でプリゴジンの行動を「国家への裏切り」と述べ、
政府側はこれを排除する意思を明確にした。
(刑法12条 国家反逆罪。4月に最高で終身刑までとなっている。従来は禁固20年だった)。
■ロシア連邦保安庁(FSB/情報機関)が国内に残っているワグネルの部隊にプリゴジンの呼びかけに応じないよう声明を出す。
(この辺りで現地の日付は24日になる)
■ロシア軍内でプリゴジン派としてしられるオネエ系外見のスロヴィキン将軍がプリゴジンに行動を止めるよう呼びかける。
この段階でプリゴジンの行動がかなり深刻な状況であることが明らかになった。少なくとも政治的に仲間を集める、
といった状況では無く、すでに武装蜂起に入ったと思われたからだ。
■その後からロシアのニュース番組でプリゴジンが公開した「ロシア軍の攻撃を受けたワグネル陣地」の映像に関し、
あれは偽造されたものだ、信じてはいけない、と報じ始める。
■遠回しな言い方で、モスクワは平和だ、という報道をRIAノーボスチが公表、間接的に内戦状態に入った事を認める。
■何の説明も無く、突然ロストフ州の知事が住民の安全のために尽力している、と発表、
このため、恐らくこの一帯で戦闘が行われてる事が判明。ロストフ( Ростовской )州の州都、
ロストフ・ナ・ドヌー(Ростов-на-Дону)はアゾフ海の東端、
マリウポリの東にあるロシアの都市。さらにクリミア半島に向かう道路の拠点で、さらにロシア軍の軍管区司令部がある。
よって、ここを抑えられるとロシアの南部戦線は補給に致命的な打撃を受ける。筆者がウクライナとの関係を疑う理由の一つがこれ。
以降、矢継ぎばやにロストフ市の主要部がワグネルに占拠されたと思われる情報が間接的に公表され続ける。
(この辺りで現地は24日の夜明けとなる)
[8040] ワグネル 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/24(Sat) 05:20
- ワグネルのボス、プリゴジンが、ロシア軍から攻撃を受けた、受けて立つぞと報告してます。
対してロシア政府はプリゴジンの行動を武装反乱とみなし、刑事訴訟の対象にする、
としており、
プリゴジン、逮捕される可能性があるようです。
このままクーデター、内戦にまで進む可能性は高くないと思いますが、情報に注意が要るでしょう。https://t.me/rian_ru/206665
[8039] 本日の戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/21(Wed) 20:19
- とりあえず本日の戦果だけ。
昨日よりは落ち着きましたが乱戦継続中でしょう。
ただし両軍からほとんど情報が出て来ておらず、状況は不明です。https://armyinform.com.ua/2023/06/21/ponad-4000-tankiv-rosarmiyi-znyshhyly-syly-oborony-ukrayiny-z-pochatku-shyrokomasshtabnoyi-agresiyi-rf/
[8038] どんな日でも旅立ち 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/21(Wed) 05:08
- では現時点を持って夕撃旅団 福岡戦の開始となります。
以後、ウクライナ情勢に関してはよどほ大きな動きが無い限り、
帰宅まで更新を控えます。旅行中の行動は例のブログにて。http://majo44.sblo.jp/
[8037] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/21(Wed) 05:07
- そして20日の戦果発表。
乱戦を超えて激戦に入ってます。どこかで新しい動きがあったようにも見えますが現状不明。https://armyinform.com.ua/2023/06/20/syly-oborony-likviduvaly-ponad-1000-okupantiv-znyshhyly-23-artsystem-i-15-bbm/
[8036] ロシア側の主張 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/21(Wed) 05:05
- ちなみにロシア側の正直戦況地図では、そのクピャンスク方面の戦闘を認めてません。
自分から攻勢に出て黙ってるほどロシアは大人では無いので、この辺りは謎です。
ついでに宮崎駿監督の新作、ロシアでも配給が決まったそうな。https://ria.ru/20220622/spetsoperatsiya-1795199102.html
[8035] そしてさらに 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/21(Wed) 04:58
- マリャールさん、沈黙は不利と判断したのか公表が続きます。
要約すると、前進した距離で戦争を判断するな、この素人が、
作戦は予定通りだ、本番はこれからなんだからガタガタ言うな、ですかね。
そして南部戦線はやはり地雷原で手こずってるようです。
よほどあちこちからいろいろ言われてるようですが、無視でいいと思いますよ。
最後に勝った方が正義なんですから。
ついでに、やはりクピャンスク方面でロシアが反撃に出てるとしてます。
個人的には予想外の行動で、ひょっとしてこれ、ウクライナとしても予想外なんじゃ、という気も。https://t.me/annamaliar/863
[8034] さらに 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/20(Tue) 11:38
- しばし沈黙中だったマリャールさんが堰を切ったように「見解」を述べ始めてます。
一見するとロシアが全力を挙げて防御に入ったから
前進は困難なのだ…と言ってるように見せかけて、
要するに本当の戦いはこれからだから、ガタガタ言うな、とおっしゃってるマリャールさん。
ただし、これだけ南部で攻勢を掛けてるのに、ロシア軍は東に向かっている、
という一文は意外に本音で、もしかすると南の陽動にロシアが引っかからず、
東での攻勢が始められない、という可能性もあり。
だったらドネツクから南下してマリウポリを先に取っちゃえ。https://t.me/annamaliar/861
[8033] ウクライナの主張 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/20(Tue) 11:27
- ちなみにウクライナ軍の顔、マリャールさんによると、
逆にロシアがクピャンスクからリマン一帯で攻勢に出てる、としてます。
ロシアの戦力は東に集結しつつある、と。
さあ、誰かが嘘をついているぞ。https://t.me/annamaliar/860
[8032] 東部 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/19(Mon) 20:48
- ロシア側からウクライナは東部戦線のクピャンスク方面で
攻勢に出ようとしている、といった報道が見られます。
現状はこれが本格攻勢に繋がるのかは不明ですが。https://ria.ru/20230619/spetsoperatsiya-1879052778.html
[8031] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/19(Mon) 20:39
- そして本日の戦果。
とりあえず戦闘は続行中と見ていいでしょう。https://armyinform.com.ua/2023/06/19/ponad-220-tysyach-vijskovyh-vtratyla-armiya-rf-v-ukrayini-z-pochatku-shyrokomasshtabnoyi-agresiyi/
[8030] 無題 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/19(Mon) 20:33
- ウクライナのマリャールさんが「先週の戦果」を発表。
最大で7qまで前進、開放した地区は113平方kmとの事。
その中で今まで公表されていなかった西のドネツク川沿いの街、
サポリージャ州П'ятихатки(ピアテハートゥケ)が解放された事にも触れています。https://t.me/annamaliar/858
[8029] サポリージャ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/19(Mon) 10:52
- ゼレンスキー大統領が定例会見にてサポリージャ方面の部隊名を上げて感謝を述べていますが、
やはり全て精鋭とは言い難い部隊であり、ハリコフ電撃戦、ヘルソン奪還戦に参加していた部隊は、
未だにタルナフスキー将軍のタブリーア内に確認されてません。https://www.president.gov.ua/news/nashi-vijskovi-ruhayutsya-krok-za-krokom-idemo-vpered-zverne-83669
[8028] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/18(Sun) 20:32
- 18日のウクライナ側による戦果。
やはり数字は動き続けてますが、この一日、両軍ともに敵の攻撃を撃退した、とするのみで、
特にウクライナ側からほとんど情報がありません。
小康状態に入ったのか、戦線が膠着してるのか、現状は判らず。https://armyinform.com.ua/2023/06/18/650-okupantiv-likvidovano-znyshheno-23-bbm-i-13-artsystem-vtraty-voroga-za-dobu/
[8027] どうするか 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/17(Sat) 22:43
- 福岡市から北九州市まで電車で一時間以上かかるのか。
もっと近所にならないものか。ひょっとして仲が悪いのか。
というか小倉って北九州と一心同体少女隊と思っていいのか。
巌流島、泳いで行くのは無理じゃん。
九州は謎だらけだ。
[8026] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/17(Sat) 20:26
- そして17日の戦果。やはり大乱戦は続いてます。
https://armyinform.com.ua/2023/06/17/vtraty-voroga-za-dobu-670-okupantiv-likvidovano-znyshheno-12-tankiv-i-22-artsystemy/
[8025] 読めん 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/17(Sat) 20:22
- 例によって行間を読ませるマリャールさん、さすがに読めぬ、という投稿。
なんの意味も無い写真だよ、単に勝利を確信したワ・タ・シ。
報復の時が来た。
私たちはこれまで以上に強くなった。
といった内容で、つまり、どこかで何かが始まったってこと?https://t.me/annamaliar/857
[8024] デジタル 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/17(Sat) 14:21
- サンクトペテルブルクで開催中のフォーラムに関して、
SNSで話題になってる人物一位がプーちゃん、という報道なんですが、
いやそれはどうでもよくて、デジタル・ジリノフスキーが三位じゃねえか。
ロシア人、以前のお色気ジュースロボと言い、こういうのに弱いのか…
デジタル・ジリノフスキーが知りたい人は
цифровой Жириновскийで検索してね。
タルコフスキーといい、連中、日本語を観ると何かSF的って思っちゃうのかしら。
ウフフ、ロシアって素敵にお馬鹿さん。https://t.me/rian_ru/206055
[8023] 無題 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/17(Sat) 07:58
- スィルスキー将軍がバフムート地区の部隊の一部を明らかにしました。
従来から一帯の主力打撃力である精鋭、
第93独立機械化旅団(93-я отдельная механизированная бригада)に加え、
ハリコフ電撃戦で主力部隊の一つを務めた精鋭、
第80独立空挺旅団(80-i окремоi повiтряно-десантноi бригади),
ヘルソン解放戦で投入された主力部隊、
第57独立機械化歩兵旅団(57-ма окрема мотопiхотна бригада (Украiна))
がバフムート地区に集結してるのが確認されました。
まだ所在不明の部隊の一部もここに居る可能性が高く、やはりウクライナ側は
東で何かをやろうとしてる、と考えていいように思います。
https://t.me/s/osirskiy
[8022] 悪手 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/17(Sat) 07:38
- ウクライナのタルナフスキー将軍がドネツク市南西、
ヴゥフレダル(Вугледар)南部での作戦成功を報告しています。
今年の1月ごろにロシアが散々攻勢を掛けて取れなかった一帯から、逆に南下を開始した事になります。
ここは既に解放が報告されてる西のウェルカ・ノヴォシオカ(Velyka Novosilka)から南に連なる
T0518道路一帯と、東のH20道路に入れるブラホダトゥネ(Благодатне)の両突出部の中間にあり
両者を接続する幹線道路、T0509の北側に位置します。
よってウクライナ側は一帯の東西を完全に結ぶ形で、面での制圧に出ています。
これは従来の点と線で敵陣地内に深く突入して混乱を引き起こす、というウクライナの戦術とは全く異なる、
一歩一歩、十分に防御された敵陣を占領する、という第一次大戦時、
シュリーフェン亡き後のドイツ側がはまり込んだ最悪手に似た戦術です。
この辺りはウクライナ側も判っていると思われるので、なんらかの理由で一帯の制圧が必須なのだと思われます。
その理由は私には判りませぬが…https://t.me/otarnavskiy/121
[8021] マリャールさん談話 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/17(Sat) 07:11
- そしてマリャールさんの発表。
ウクライナ側陣地の失地は無く、南部では最大2qの前進があった、としていますが、具体的な報告は無し。
ついでに現状、ウクライナ側の公式発表の地名は、間違えてる、どうも実在しない、
そもそも全然別の場所、といったものが散見されます。
意識的な欺瞞なのか、天然ボケなのか、現状は判断が付きませんが要注意。
例によって英語圏の皆さん、これを基に適当な事言ってますから。https://t.me/annamaliar/856
[8020] バフムート 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/17(Sat) 07:08
- スィルスキー将軍による東部戦線情報。
現状はやはりバフムートの包囲が主であり、敵はその防衛のために
南部方向、ヘルソンだけでは無くサポリージャ周辺からのこちらに兵力を割いている、としています。
それは未だにバフムートがロシア兵ホイホイとして有効だ、という事であり、
そのサポリージャとヘルソンからの移動の伏線として、ウクライナ軍の追撃と侵入を避けるために
ノーバ・カホフカダムを破壊した、という事であり、そして現状、
他の戦線の兵力はスカスカの可能性が高い、という事です。https://t.me/annamaliar/854
[8019] 自由ロシア 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/15(Thu) 20:46
- ベルコロド州で好き勝手やってた自由ロシア軍、
ようやく撤退宣言と思われる声明を出しました。
おそらく既に撤収済み、と考えていいと思われます。https://t.me/legionoffreedom/890
[8018] 戦果 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/15(Thu) 20:39
- そして本日の戦果。
人的損失が常識的な範囲内に収まっていますが、それ以外は激戦中、という数字です。
再び大乱戦状態と見ていいでしょう。https://armyinform.com.ua/2023/06/15/ukrayinski-zahysnyky-likviduvaly-majzhe-600-okupantiv-znyshhyly-12-tankiv-i-14-bbm/
[8017] ウクライナ軍 投稿者:アナーキャ 投稿日:2023/06/15(Thu) 20:34
- すぅさん、おっしゃる通りで普通に普通の戦争をやってたら終わりません。
特に現状、十分な時間があったため、ロシアはかなりの地雷原を造っており、
これを真正面から突破したら損害は膨大でしょう。
現状、私が考えている可能性は以下の二つです。
■その1
ロシアに十分な時間を与えてしまったので、付け入るスキが無くなった。
このため高速機動戦は捨て、地道で着実な前進を選んだ。
このタイミングで始めた以上、何か理由があるはずだがまだ判らない。
■その2
そもそもウクライナ軍はまだ本格攻勢に出てない。
実際、公式にはこれが本格攻勢と認めたことは一度も無い。
さらに言えば、筆者が確認できる範囲で未だ精鋭部隊が新しい戦場に投入されてない。
現状、一定の打撃力を持つ部隊が確認できるのはバフムート周辺のみだ。
特に東部前線を担当するスィルスキー将軍のフォルティッツアの主力がどこに居るのか未だに判らない。
よって現在の戦闘はなんらか準備行動、または陽動、欺瞞作戦であり、この後、本格的な戦闘が始まる。
個人的にはその2では無いか、と思ってますが情報待ちですね。もしその1なら、ウクライナは極めて不利な戦いに入ったことになりますが、
これまでの行動からして、そこまで無計画では無いと思うのです。
[8016] 電撃戦 投稿者:すぅ 投稿日:2023/06/15(Thu) 17:32
- ウクライナ軍の攻撃で戦争が再び激しくなっているところですが、以前のウクライナ軍の電撃戦と違って進撃の速度が遅く、どこそこの村を開放したなどという情報が多く入ってきています。
進撃方向から見て、大きくロシア軍を包囲する、補給路を断つというような動きがあるのは間違いないと思うのですが、いわゆる電撃戦とはなっていないように見受けられます。
これはやはり反攻が予想されていたことでロシア側が準備する時間があったなどの理由で電撃戦は採用できなかったという理解でよいのでしょうか。
それとも、単純にお互いに大戦力なので、全体的なOODAループの回転速度がゆっくりに見えて、これでも大きな扱いとしては電撃戦とみることができるのでしょうか。
もし、お互いに同じような戦術で同じような消耗戦を始めると、お互いに大ダメージを食らいながら人数と弾数が多い方が勝つみたいになってしまうと思うのですが…。。。