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[2428] 夏休みキャンペーン続行 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/08/21(Thu) 21:19  

防衛大綱と防衛白書は、別物ですよ。
むしろ防衛白書の計画大綱にその数字が出てたらなら、結論はほぼ出たんじゃないでしょうか。

文民統制の原則により、自衛隊の指揮監督官である内閣総理大臣が、
閣議の検討を経て防衛庁(当時)と自衛隊に与える指針が防衛大綱です。
この範囲内で以後の活動を行ないなさい、という政府からのおおまかな指針ですね。

これは文民の最高機関、内閣の決定ですから、この範囲を逸脱する事は許されません。
その代わり、それほど細部には言及しない、あくまで大枠の要請になってます。
実際、政府による52防衛大綱は特に規定がゆるかったもので、
航空自衛隊の作戦用機数にも430機という指定のみ、その数字でさえ、

■この表は、この大綱策定時において現有し、又は取得を予定している装備体系を前提とするものである。

と、未来の計画については、変更の可能性を示唆しています。

そして、その防衛大綱を受けて、じゃあ自分たちはこうやりますよ、
そして現状はこうなってますよと防衛庁と自衛隊が
政府、国民、諸外国に対して説明を行なう広報資料が防衛白書です。
こちらは防衛大綱で示された大枠を受け、
防衛庁によって立てられた具体的な計画を示されてるのが普通です。

つまり、その防衛白書で示された数字は、昭和52年防衛大綱を受けて、
その範囲内に収まるよう、防衛庁と自衛隊が立案した計画です。
よって、その戦闘機の数は、防衛庁と自衛隊が自ら決定した数字となります。
政治的な制約で決められたものではありません。

ちなみに白書ですから、公表には閣議了承が必要ですが、
閣議では発表の是非を問うだけで、具体的な内容は防衛庁側が作成しています。

で、むしろ政府としては、作戦用機体は430機まで認めるよ、
場合によってはこれも増やすよ、と大枠を示していたわけですから、
白書にそう書いてあるのなら、戦闘機を250+100=350機に限定してしまい、
以後もそのままだったのは防衛庁と航空自衛隊自らの意思でしょう。

だとすると戦闘機の機体数に関する上限は政治的な決定ではなく、
航空自衛隊が自分で決めたものだ、となります。
以後もそのままだったという事は、航空自衛隊自身が、我々は少数の高価な機体で行くよ、
安価な機体で大量配備による飽和攻撃はやらないよ、という選択をしていた、という可能性が高いです。


[2425] 数字 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/08/21(Thu) 14:20  

今後の調達予定が要撃戦闘飛行隊10個・所要機数約250機支援戦闘機隊3個、所要機数約100機という数字、
私の手元にある昭和52年版大綱には全く見当たらないのですが、どこから出てきた数字でしょう?

そもそも昭和52年大綱には現状の確認以外の部隊数、配備機数の記載はなく、
なんら未来に制約を設けてないのが特徴の一つのはずなのですが


[2423] 夏休み対応中 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/08/21(Thu) 10:05  

防衛大綱というのは全体の大筋の数字が示されるだけですよ。

F-2開発開始の時、まだ有効だった昭和52年版大綱の場合、
全ての作戦航空機約430機という極めてあいまいな規定しか無く、
後の大綱のような戦闘機と他の機体の区別すらありません。
支援戦闘機は3個飛行隊となってますが、飛行隊の配備定数は指定なしです。

そもそも昭和52年大綱の装備数の表の下に
■この表は、この大綱策定時において現有し、又は取得を予定している装備体系を前提とするものである。
と堂々と書いてあり(笑)、未来の配備予定に関しては、なんら制限を与えていません。
当然、調達数に対する規制は、なんら記載がありません。
むしろ、これだけ抜け道が豊富な計画書をよく通したな、という感じです(笑)。
まあ、冷戦時代ですからね…。

よって配備機数の問題は、政府と自衛隊の裁量にまかされることになりますから、
国会でも政府内でも、その数字は検討対象となります。
やる気なら、増やすことは可能なのです。
そして現実にF-2の当初予定では、従来のF-1を越える数を確保していたわけです


[2421] 自由 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/08/20(Wed) 23:20  

理想と現実さんの解釈は、先に述べた一般市民の解釈の自由、
の中では、十分ありえることでしょう。

ただ、本来の話は、予算は確保できても、
機数を一気に増やすなんて判断は政治的配慮でできない、という問題の是非でした。

今回、私が説明したのは、いきなりF-1の数が後継機では倍近くになるよ、という話が
現実にあっさり政府で承認されてるのですよ、という実例を挙げた、という事なのです。

それ以外の部分において、理想と現実さんの考えに、私がとやかく言う権利は無いですし、言うつもりもありません。


[2419] 市民の限界 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/08/20(Wed) 21:45  

外交・防衛委員会は常任委員会でしたから、通常、議事録は公開されます。
となると、ツッコミどころがあるなら野党にとってこれほど存在アピールの場はないわけで、
表立って言わない、なんて事は考え難いですよ(笑)。

そしてF-2の配備計画がT-2&F-1の後継ではなく、支援戦闘機であるF-1の後継機であることは、
平成7年に閣議決定された平成8〜12年度の防衛力整備計画の中に書かれており、
T-2に関しては、F-15の複座型と、F-2の複座型があれば専用の音速ジェット練習機は不要、とされてます。
まあ、一部をF-2が負担はしますが、基本的にはT-2に代わる後継機の開発、配備は不要、という事です。
よってF-2BがT-2の後継機だとするなら、F-15DJもそうなってしまいます。

もっとも平成20年代に入ってから、T-2が受け持っていた訓練課程の一部をF-2Bで行なう、
という計画が立てられたりしてますが、生産終了後からの話です。

この点を我々、一般市民がどう考えるかは自由ですが、政治的、防衛計画的には、そういう事になっております。


[2416] いろいろ3 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/08/20(Wed) 17:41  

短尾種さん、そこら辺りの機体はデータがないのでなんとも言えません。
ただし、ユーロファイターとラファールは軽量な機体に強力なエンジンと
明確にEM理論の影響下に作られてますね。

理想と現実さん、そんな事はありませんよ(笑)。

F-4ファントムIIは約140機だったのに対し、後継のF-15の調達数は実に201機、
三菱F-1は77機だったのに対し、後継のF-2の調達予定数は141機。
どちらも大幅に増えてますが、私の知る限り、当時の外交・防衛委員会の検討で、
予算ではなく、調達数が問題になった事例は聞いたことがありません。
F-2が生産型94機に終わったのは純粋に予算の問題です。

ついでに言うなら、自衛隊への風当たりがもっとも強かった、安保闘争当時の
1960年代前半に、航空自衛隊は550機近い戦闘機を運用しておりました。


[2415] 欧州系の 投稿者:短尾種 投稿日:2014/08/20(Wed) 07:16  

マルチロールが当たり前の欧州系の機体の評価ってどうなのでしょう。
トーネード、タイフーン、ラファル、グリペン等のバランスは
EM理論的にはどうなってるんでしょうか


[2414] 無題 投稿者:理想と現実 投稿日:2014/08/20(Wed) 01:44  

いやいや、コストの問題じゃないんですよ。
F-2の開発されていた当時の自衛隊への風当たりを考えると
仮に予算は増えても保有機は増やすことはまず難しかったと思われます。
潜水艦の保有数を増やした今の現状と違って当時の「諸外国への配慮」「国内世論」は違います。

それプラス国内航空産業への配慮等で、あのような歪な機体として誕生したと思われます。


[2413] いろいろ 投稿者:アナーキャ 投稿日:2014/08/20(Wed) 00:07  

まあお金と軍隊の問題はローマ時代、漢帝国時代からの永遠のテーマですから…。
正解はない、という気もします。

F-104は高速で高高度で撃ち逃げ、には向いてるんですが、
西ドイツは低空で敵地深く潜入、という前提をつけてしまったため、
まさに殺人機になってしまいましたね(涙)。
低空を核爆弾抱えてチョー高速で、という段階で何かが間違えてるんですが…。
あれ、アメリカに騙されたんじゃないかなあ…


パイクスピークに参加した日本の電気自動車のタイムアタック映像が。
字幕つけられちゃう英語でも実に楽しそうに話してるモンスターさん、イカスぜ。

https://www.youtube.com/watch?v=c6wI_lBj3mc&list=LLyOhwVb5bF_z20vhDB7fLkw&index=1




[2412] 遣えが取れる 投稿者:短尾種 投稿日:2014/08/19(Tue) 21:09  

レシプロ機の比較等でよく見る余剰馬力との考え方の違いがなるほど分かりました。

F-104はむしろ攻撃機向きですね。それを純戦闘機にしていた国だからこそ
邪推してしまうのですが…

政治家から都合のよい(民衆向けの説明がしやすい)装備、
官僚向けに防衛省が説明して予算を取るのに都合のよい装備、
前線が本当に求めている装備、そのギャップの間で生まれた仕様を
企業が必死で作った結果なのでしょうか?研究者は真面目なんでしょうけど


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