■時間が人の中にある虚像に過ぎないなら、未来は見えるはずだ



株式投資に限らず、自由競争で価格決定される市場において、未来予測に必要な要素は以下の三つです。

●上がるのか下がるのか
●それはいつなのか
●それはどれだけの量なのか


これら全部がわかるなら、今ごろこんな原稿書いてないで、ハワイに別荘買って遊んでますな。
今回はこれらの内、上がるのか、下がるのか、について行える未来予測の話、となります。
最初に断っておきますが、興味深い話のはずですが、実用性はほぼゼロです(笑)。


というわけで、前回説明した基礎知識については大丈夫でしょうか。
夜道で突然、塹壕上着ことトレンチコートしか着てないフルチンの男に追いかけられ、
「ベルヌーイ試行について述べよ!さもなくば死を!」
とかいきなり言われても、皆さん笑顔で即答できるほど理解できている、
という前提に立ち、さっそく今回の原稿に行ってみましょう。

その前に一点だけ確認を。
まずは株価がランダムな系であることを確認して、
そこから話を進めて行く予定ですが、その結果、話は確率論的なものになります。
なので、全ての結論は「Aである」ではなく「Aである可能性が高い」であり、
どんなにがんばっても「ほぼAであると考えて間違いない」というとこまでです。
前回の幾何定理で説明したように、可能性は無限大まで小さくできますが、
決して「0」にはならないからです。
今回、歯切れが悪い、それでも男か!やる気あんのか!という印象の原稿に
なっていく可能性が高いのですが、これはもう根本的に避けられないものですんで、
私の知能の低さや、見てくれの悪さのせいではない、ということをご了承ください。

では、最初に今回の原稿のおおよその内容を見てしまいます。
そうすりゃ、書いてる本人が途中で脇道にそれて帰ってこなくなる心配も減るし(涙)。

まず最初に、ホンマに株価はランダムな系なんやろか、
ということを遣唐使、否、検討します。
で、ランダムだと判断できたら、大数の法則により、
十分な量のサンプルがあれば、数学的、確率的分析対象にできる。
でもって、株価の上げ下げのみを見れば、これはベルヌーイ試行となるので、
つまり幾何定理を使って考えてよい、というとこまで突っ走ります。

そこから、先は微妙で(無能)、この段階で平均への回帰を使うのか、使わないのかは、
実際に原稿を進めてから考えることにします。

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