■イチ、ニイ、酸素

ペロ君、ようこそメンドクサイ話へ!

「…呼ぶなって言ってるだろ、この手の話には」

そうなんだ、とりあえず、水平線と射程距離といえば、
日本海軍おなじみのアレ、そう、世界最強の酸素魚雷!
なんたって最大40kmという戦艦主砲並の射程距離があるんだぜ!

「…はいはい、もういいや。付き合うよ。
えーと、酸素魚雷?何がすごいの?それ以外では?」

いや、酸素魚雷だよ、酸素の魚雷!
さすが科学の申し子 大日本帝国海軍!
20世紀前半の段階でエア ギター、空気イスを上回る偉大な発明、
酸素魚雷、すなわちエア トーピードーを開発済みだったのさ!
酸素で魚雷造っちゃうなんてドラえもんも真っ青だ!

「いや、彼、連載開始時に既に真っ青だったから」

どんなモノなんだか、とっても気になるよね!
さっそく写真で確認だ!



「普通じゃん?」

……そ、そんなはずは…あ!わかった!このむき出しの胴体後部が
酸素で囲われてるんだ!

「パーツが損失してるだけでしょ」

……ああチキショー!
昔からガッカリな軍隊だとは思っていたが、
今度という今度は心から失望したぜ!最低だ、日本海軍!うわーん…
芹沢博士なんて一人で酸素駆逐艦まで造ったのに!

「いやオキシジェン デストロイヤーのデストロイヤーは駆逐艦の意味じゃないから」

え?マジで!?酸素駆逐艦じゃないの、あれ?

「…つーか、この場合、酸素が燃料の魚雷って意味でしょ。
まあ、ガソリンエンジンみたいな命名だ。ちょっと考えればわかるじゃん」

なんだとう!じゃあ宇宙ロケットは宇宙が燃料なのかよ!

「………」

………本題に、行こうか、そろそろ。

「そうしてもらえると助かるよ、いろいろと」


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